鎌倉マニフェスト2025
成果報告書

観光・交通・産業

誰もが働きやすいまちづくりと、持続可能な産業振興に取り組んできました。障害者雇用の推進、起業支援、深沢まちづくり、交通インフラの整備など、市民の生活と地域経済を支える施策を展開しています。

達成 18項目 取り組み途中 3項目 未達成 2項目

64. 多様な市民に対する理解促進

LGBTQ、刑務所出所者、外国籍市民など多様な市民に対する理解をより一層促進します。

実績

  • 「かまくら人権施策推進指針」の改定を行い、LGBTQ、刑務所出所者、外国籍市民を含む多様な市民へのより一層の理解促進に取組んだ。
  • パートナーシップ宣誓制度の実施。
  • 外国籍市民が暮らしやすい環境の整備を進めるため、言葉にハンデを持つ外国籍市民が市役所等の窓口利用を行う際に、市民通訳ボランティアを派遣。
  • 更生保護の啓発を目的に、「社会を明るくする運動」としてポスターコンテスト及び講演会などを実施。
  • 保護司会の活動拠点として更生保護サポートセンターを設置し、刑務所出所者等の地域での受け入れを促進。

65. 鎌倉市民憲章制定50周年記念

令和5年11月3日、その意義や先人の想いを繋げる取り組みを行います。

実績

  • ホームページによる情報発信とともに地下道ギャラリーにて市民憲章50周年に関するパネルを展示し、制定した目的や経緯等について広く周知を図った(令和5年度)。

66. 障害者二千人雇用事業の推進

実績

  • 働く希望のある障害者の一般就労に必要な能力の取得の支援、就労支援・生活支援及び職場定着支援を行い、障害者二千人雇用センターを運営。
  • 目標としてきた障害者就労者2,000人達成(令和6年2月)。
  • 市役所本庁舎内にワークステーションかまくらを設置し、運営。
  • 障害者雇用啓発講演会及び障害者就職面接会を開催。
  • 様々な要因で就労に困難を抱える障害者やひきこもり状態にある者を対象に、「デジタル就労支援センターKAMAKURA」を運営。
デジタル就労支援センターKAMAKURA

67-68. 障害者・高齢者の雇用促進と拡大

誰もが自分に合った仕事を選択する機会を最大化し、魅力的な仕事を増やし地域での雇用を拡大します。

実績

  • 高齢者の雇用促進をするため、相談窓口の開設、企業開拓、合同就職説明会を実施。
  • キャリアコンサルタントの資格を持つ職員を採用し相談業務を充実。
  • 東京大学先端科学技術研究センターが実施するAIを活用した就労支援システム(GBER)を利用。
  • 農業や水産業と福祉の連携による障害者の就労を支援するため、農業就労体験セミナーを開催。

69. 鎌倉彫の保護・育成支援

実績

  • 伝統鎌倉彫事業協同組合が行う創作展や親子体験教室に対し助成。
  • 外国人観光客等の需要を取り込むためのPR動画作成に対し支援。
  • 民間の施設等を利用した展示会等の開催、異業種・異分野との協業及び新たな視点による製品の開発など、鎌倉彫の出荷額の増額を目指す取り組みに対して支援。

70. 漁業支援施設づくりと地産地消の推進

「ミヅキカマクラプロジェクト」で漁業支援施設づくりに取り組み、地産地消率を向上します。

実績

  • 地産地消推進パンフレット(直売所・朝市マップ)をイベント等で配布し、周知を進める他、HPに掲載。
  • 親子お魚教室、秋の収穫まつりの実施。
  • 漁業支援施設の整備に向けて、令和7年度は防波堤の工事、令和8年度から着手予定の護岸等の工事に向け準備中。
ミヅキカマクラプロジェクト

71-72. 女性・高齢者・ひとり親の再就職支援強化

子どもを産み育てながらも誰もが働きやすい街を目指します。

実績

  • 市民団体との協働事業により、就労ブランク世代の女性や子育て中の女性の再就職支援のためのセミナーを開催。
  • AIを活用した就労支援システム(GBER)を利用し、新たな就労支援方法に取り組んだ。
  • 「ひとり親への給付金」を支給。令和4年度に制度改正を行い、手続きを簡略化。
  • 高等職業訓練促進給付金の審査を年一度から随時に拡大し、看護師等の資格取得を促進。

73. シニアのセカンド・ライフ充実支援

人生100年の時代に即し、シニアのキャリアを活かした就労機会の創出を支援します。

実績

  • 高齢者の雇用促進をするため、相談窓口の開設、企業開拓、合同就職説明会を実施。
  • AIを活用した就労支援システム(GBER)を利用し、新たな就労支援方法に取り組んだ。

74. 若者が鎌倉で働く環境整備

市内企業と連携し、市内の高校・大学生のインターンシップ制度や合同会社説明会など、鎌倉の若者が鎌倉で働く環境整備に取り組みます。

実績

  • 若者が、鎌倉で働くことに魅力を持ち、将来鎌倉で働きたいと思えるようになることを目的に、若者と市内企業との接点を設ける事業を企画・実施。
  • 鎌倉市で仕事を探している若者等と市内企業をつなぐための合同就職説明会を開催。
  • 鎌倉市企業・求人情報発信サイトにてインターンシップ受け入れ可能な企業を紹介。

75. 起業へのチャレンジ支援

「HATSU鎌倉」とも連携して、若年からシニア層まで、市民の起業へのチャレンジを支援します。

実績

  • 起業家創出拠点「HATSU鎌倉」と連携して、鎌倉で起業することを希望する若年層や女性等の起業準備者を対象に、起業に向けたノウハウやマインドを習得するためのプログラムを実施。
  • 商工業元気アップ事業を活用して創業支援の充実を図るため、「創業部門」「事業定着部門」として拡充し、起業家のスタートアップに向けた伴走型支援を行った。
HATSU鎌倉

76. IT関連起業家の育成とベンチャー企業誘致

市内にベンチャー企業や研究所を誘致し、若年層の雇用を生み出します。

実績

  • 「HATSU鎌倉」と連携して、IT関連の起業家やベンチャー企業の創出に取組んだ。
  • 「創業支援等事業計画」に基づき、創業セミナーの実施等による支援に取り組んだ。
  • 市内にサテライトオフィスを含めた事業所やシェアオフィス等を設置する事業者の誘致を図るため、企業立地整備費等補助金を交付。

77. シェアオフィス・コワーキングスペースの拡充

官民連携で促進し、交流人口も増やします。

実績

  • 市内にサテライトオフィスを含めた事業所やシェアオフィス等を設置する事業者に対し、企業立地整備費等補助金を交付。
  • 「鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会」の事務局として各種制度等の周知啓発に努めた。

78. 働くまち鎌倉の創造と産学官連携

新たな産業の誘致(深沢地域整備)、創業支援等により「働くまち鎌倉(職住近接)」の創造とともに、産学官のオープンイノベーションの環境整備に取り組みます。

実績

  • 起業家創出拠点「HATSU鎌倉」と連携して、社会起業家の育成、起業家同士のネットワークの構築を図った。
  • 「鎌倉市企業・求人情報発信サイト」を活用したPRを行い、市内雇用、地元雇用の推進を目指した。

79. 商店街のキャッシュレス化推進

決済のタッチレス化・デジタル化に向けた整備の補助を進め、普及を実現します。

実績

  • 商工会議所が実施した「キャッシュレス端末を活用したQRコード決済による最大20%の割引キャンペーン」への補助を行い、商店街の決済のタッチレス化・デジタル化の推進に取組んだ。
  • 事業者が新規に導入したキャッシュレス決済(コード決済)の手数料に対し、補助金を交付。

80. 福祉人材の育成と環境整備

福祉現場で働く人財、福祉の視点で事業を起こす人財、地域の持続可能性を大切にした仕事や働き方を担う人財を増やす環境整備に取り組みます。

実績

  • 神奈川県社会福祉協議会かながわ福祉人材センターの取組みを広く知ってもらうため、窓口への各種イベント等のチラシ配架など、周知啓発に取り組んだ。
  • 市役所の職員(職種)に新たに福祉の仕事に専門的にかかわる「福祉行政職」を設置。

81. 深沢のまちづくり

災害時の防災拠点として整備し、鎌倉市全体の防災力向上を目指します。また、誰でも好きなスポーツを気軽に楽しめる『ウェルネス』なまちを目指します。

実績

  • 深沢地域に移転整備する新庁舎等について、基本計画策定後、基本設計に着手。
  • 市役所現在地に本庁舎を残す方針変更を行ったが、災害時の防災拠点としての機能を持たせることに変更はなく、計画の具体化に向けた市民対話等を実施中。
  • 将来のまちづくりの指針となる「深沢地区まちづくりガイドライン」を策定し、ウェルネス、防災力の向上などのまちづくりのコンセプトを具体的に示した。
深沢のまちづくり

82. 現市役所跡地活用

図書館・学習センターのホール・ギャラリー・市民活動センターなど文化・交流機能を集約し、芸術・文化・歴史の発信拠点とします。

実績

  • 市民対話、専門家の意見聴取等を経て、現在の市役所の跡地活用の計画「鎌倉市市庁舎現在地利活用基本計画 プラン1.0」を策定(令和5年度)。

83. 交通渋滞問題の解決とロードプライシング

IoTやETC2.0を活用し、駐車場情報や道路渋滞情報の可視化とAIによる予測等の情報提供を実施し、ロードプライシングの実現に向けて取り組みます。

実績

  • 国土交通省に対して、ロードプライシングの早期実現を目指した、より一層の制度的、技術的な支援を要望(令和2年1月)。
  • 令和3年4月には、規制改革を求め、内閣府スーパーシティ型国家戦略特別区域の指定に関する提案書を提出したが、選定に至らなかった。
  • 大型観光バスのみを対象としたロードプライシングの可能性を検討中。
  • 市内にAIカメラを19か所(24台)設置し、交通量や車速の計測を実施。
  • ETC2.0のデータを活用した通過交通量、渋滞する時間帯、時期などの分析について研究中。

84. オンデマンドモビリティの活用

交通不便地域を中心に、高齢者の外出支援の対策に取り組みます。

実績

  • 令和2年度の二階堂・浄明寺地区における実証実験後、アンケート調査等を行い、有償による社会実験、本格実施の検討を進めたが、実施には至っていない。
  • 現在、二階堂・浄明寺地区においては、社会福祉法人が送迎車の空き時間を活用した地域貢献バスの試験運行を行っていることから、この利用状況を踏まえつつ、今後の進め方について検討中。
  • 地域貢献送迎バスの運行を行う事業者に対する補助制度を創設(令和5年度創設、令和7年度改正(補助拡充))。

85. 北鎌倉隧道(トンネル)の開通

令和5年4月の開通に向けて、取り組みます。

実績

  • 関係地権者と協議を重ね安全対策工法案を提案したが、全員の承諾を得ることができず詳細設計には未着手。

86. 無電柱化と歩道の整備

電線地中化+裏配線化や歩道の拡幅・フラット化を進めます。

実績

  • 都市防災機能の向上や安全かつ円滑な通行の確保、良好な都市景観形成に向けて、無電柱化を推進するため、鎌倉市無電柱化推進計画の策定(令和6年11月)、鎌倉市無電柱化条例の制定(令和6年12月)を行った。
  • 歩行者の安全な通行の確保のため、横断歩道部及び交差点の巻き込み部の段差箇所の改修、街路樹の根上りにより生じた段差の改修、道路から河川への転落防止柵の更新を行った。

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