いざ、鎌倉フロンティアへ!月間「温故知新」鎌倉
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  月間「温故知新」鎌倉No.77 − 2007年11月1日(木)  
  『大志会』として松沢成文・神奈川県知事に、来年度予算編成に向けた政策提言書を提出しました。
神奈川県議会議員になって半年間、会派の議員で調査・研究をしてきたことや地域の皆さんのご意見などを踏まえた提言書となっています。
以下、その内容の主なものを抜粋します。

【福祉】
○ 介護保険施設の整備・介護予防について
老後を安心して暮らせるように、施設などに対して県の適切な補助を求めます。また、介護予防等、長く健康に暮らせる施策が必要です。

○ 障害児教育の強化(特に幼児期における教育プログラムの確立)と社会参加支援について
一人一人の特性に合った、きめ細かい教育・指導を行える体制づくり、特に幼児期教育の充実を要望します。また、障害者が社会参加を積極的に進めていける社会の構築を求めます。

○ 産科、小児科の医師確保について
産科・小児科医の確保に積極的に取り組むとともに、助産師のさらなる活躍の場の提供を要望します。産科医の確保策の1つとして、県内で働くことを要件にした奨学金制度の創設を強く要望します。

○ 児童虐待について
児童虐待の早期発見、早期解決に向けた取り組みの強化と、親子が気軽に訪れることができる子育て支援拠点整備への確かな財政支援を要望します。

○ いじめ・不登校・ひきこもり対策について
子どもに対して真剣に向き合った施策の充実を要望するとともに、子供達のための居場所づくりを積極的に進めていくことを要望します。

【環境保全】
○ 緑の保全策について
自然環境を次世代へと確実に引き継いでいくため、開発の危機にさらされやすい都市近郊の緑の保全策の強化と、公共工事を行う際の、緑や景観に対する最大限の配慮を要望いたします。

○ 地球温暖化対策の推進について
新エネルギーの研究・導入や自動車公害対策の推進、さらには廃棄物の発生抑制・資源化・適正処理などは有用な対策と考えます。また、環境教育の更なる充実もお願いいたします。

【安全安心】
○ 悪質凶悪犯罪・新形態犯罪への対策について
犯罪発生件数は平成14年をピークに減少に転じましたが、地域によっては悪質凶悪犯罪が依然として増えています。また、「オレオレ詐欺」のように常に新形態の犯罪が絶え間なく起こっています。これらに対する対策強化を望みます。さらに、犯罪被害者への支援の充実も求めます。

○ 交通安全教育の推進・危険運転対策の強化
近年自転車利用者による重大事故が多く発生しています。改めて交通安全教育を行っていく必要性を感じます。また、自転車帯の設置や飲酒運転・暴走行為など危険運転に対する対策を強化するように求めます。

【地域課題】
○ 鎌倉市の世界遺産登録について
世界遺産登録はゴールではなく、古都まちづくりのスタートです。特に古都保存法は、世界遺産保護の根拠の1つですので、現場巡回などによる監視の強化や法の周知徹底と、歴史的風土保存区域の特別保存地区への格上げ等による地区の拡大を要望します。

○ JR大船駅西口側の交番の設置について
JR大船駅西口側に交番の設置をしていただくことを要望します。

○ 大船立体事業について
大船立体事業(小袋谷跨線橋の架け替え工事)について、積極的に地元及び権利者の方々と調整をして、決して事業が遅れないようお願いいたします。
 
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