いざ、鎌倉フロンティアへ!月間「温故知新」鎌倉
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  月間「温故知新」鎌倉No.53 − 2005年11月1日(火)  
 
いざ、鎌倉フロンティアへ!    53 2005.11月号
議員年金は廃止せよ

『国会議員互助年金制度』廃止についての議論が、国会・与野党で行われています。
さて、国会議員年金が廃止という流れになってきますと、市議会議員などの地方議員年金はどうなっているの?と思う方もいらっしゃると思います。

実は、市議会議員の年金は、国会議員とは違い、市議会議員共済会というところで管理されております。国会議員年金は、公費負担率がなんと約7割ですので、それに比べると、この市議会議員共済会は公費負担率が約4割ではありますが、平成16年度の公費負担額は、3共済会(都道府県議会・市議会・町村議会の各共済会)の合計で、234億円にも上ります。

さらに近年の市町村合併で、議員の定員は減少する一方、年金を受給する元議員は急増しているのが現状ですので、国庫負担率が5割、6割と増加し、将来的には、この制度自体を維持していくのは不可能になると予想します。

「議員年金を廃止すると、議員になろうという人が少なくなってしまうのでは」
「老後の心配から、議員現役のうちから、お金儲けをしようと思う議員が増えるのでは」・・・

などなど、廃止に対する慎重論や反対意見が根強くありますが、私はこの『議員だけが優遇される』年金制度は、全く必要がないと考えます。

松尾たかしを応援する会からお知らせ
『松尾たかしを応援する会』を開催します。

日時: 11月26日(土)14時〜16時
場所: 鎌倉商工会議所3階 301会議室
(鎌倉市役所前。鎌倉駅から徒歩3分)

※参加費無料です。
 
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