松尾たかしの政治日記
バックナンバー
[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]
  2008年8月31日(日) 海岸清掃  
  今日は海岸清掃の日。
昨日の雨で、海藻や枝が浜へ打ち上げられています。
私たちは、枝に引っ掛かっているごみや打ち上げられたごみを拾いました。

ここ数年、海の透明度が、ずいぶんと上がったようにみえます。
きれいになっているということなのでしょうか。




↑インターンの佐藤くんも参加
 
  2008年8月29日(金) 市町村ヒアリング3日目  
  市町村ヒアリング3日目は、鎌倉市→三浦市→横須賀市。

鎌倉市では、世界遺産登録について話題になりました。
平泉の後、ということになると、4〜5年以上は先になることは確実です。

しかしながら、そうした期間が、市民、県民を含めて多くの方々が鎌倉のことをもっと深く知る機会にする期間になるとしたら、良いのではないでしょうか。
 
  2008年8月28日(木) 市町村ヒアリング2日目  
  今日は、場所を神奈川県足柄上合同庁舎に移して、缶詰になって行いました。
大井町→南足柄市→松田町→開成町→中井町→山北町→箱根町→湯河原町→真鶴町
という順番。

私が1番印象に残ったのは、開成町長さんのお話。
『今、1番不足しているものは、「人材」である。それも自分の頭で考え、(仕事の)絵がかけるという人材だ。』
とおっしゃられており、人材育成に力を入れられている様子がよくわかりました。
神奈川県の職員や文部科学省のノンキャリアの職員も町へ出向していて、町の職員にとても良い刺激を与えているようです。

「人材育成」は、地方分権を目指すのであれば(当たり前ですが)、本当に必要なことであり、しかしこれまでどの自治体も、分かってはいるものの、あまり本気になって取り組んでこなかったことでもあるように感じます。

人材育成に今からじっくり腰を据えて取り組んでいるところと、形式だけやっているところとでは、将来的に自治体の力に大きな差が出ると考えます。

 
  2008年8月27日(水) 市町村ヒアリング1日目  
  会派で、市町村ヒアリングというものを、今日から3日間行います。
市町村ヒアリングとは、神奈川県内の各市町村役所・役場を訪れて、首長さんまたは代理の方から、県に対する要望をお聞きする、というものです。

初日は、愛川町→清川村→座間市→大和市→綾瀬市→海老名市→寒川町
を議会のバスで回りました。
それぞれの首長さんに次々にお会いすると、その土地柄というのでしょうか、それぞれ特徴があります。

要望の内容は、県道・河川の土木関係、教育、福祉、警察の内容が多いです。
県西地域ということで、ヤマビルやシカ、野猿の被害を訴えるものがあるのが特徴的だとも感じました。

しかし当然のことながら、神奈川県としても、すべての要望にこたえられるわけではなく、いかにこの中から優先順位をつけて会派として県当局へ強く要望をするか、ということが大事なのではないかと感じています。


↑座間市

↑綾瀬市

↑寒川町
 
  2008年8月26日(火) インターン  
  この夏は、2名の学生がインターンに参加をしています。

それぞれの活動の様子は、インターン日記にて読むことができます。

 
  2008年8月25日(月) 都道府県議員の会  
  全国青年都道府県議員の会、というところから勉強会のお誘いがありまして、初めて参加をしてみました。

講師は、「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田邦彦さん。
リサイクル、ダイオキシン、環境ホルモン、地球温暖化問題に関する嘘をズバリと突く武田先生。こうした内容について、私自身で確認する術を持たないため、軽々しく言えませんが、少なくとも政治家として、雰囲気に流されず、物事の本質を見抜く目をいかに普段から養うことが重要か、ということを改めて気がつかせていただきました。
 
  2008年8月24日(日) 政治家のブログ  
  先日ある会合で、こうした政治日記やブログのあり方について、議論をしました。

市民、県民はどういった内容を望んでいるのか、
いわゆる「今日、あれこれしました」的なものは読んでも面白くない、
政治家の書くものなのだから、政策的な主張を述べるべきである等々、

私は、特にこだわるでもなく、自分自身を知って欲しいということから始めた政治日記。すでに7年目に突入しているわけですが、そろそろ、大きく一皮剥けなければならないと感じているところもあります。

背伸びしても続きませんので、大きく変わることはないですが、いろいろな方のご意見を参考に、より良いものにできればと思っています。
 
  2008年8月22日(金) 自治基本条例  
  超党派の有志・県議会議員7名と一緒に、大和市の自治基本条例について勉強をしました。

勉強会冒頭、大和市長の大木さんから、
○自治基本条例を「床の間にある花瓶」と例えて、条例策定よりも、もっと他にやるべきことがあるのではないか。現実、市民・県民は本当に苦しい生活をしている。
というご主旨のご挨拶をいただきました。

勉強会では、大和市企画部職員の方から条例策定までの経緯をご説明いただきましたが、策定の過程で市民を巻き込んでいく手法は素晴らしいと感じたものの、『条例ができて、大和市がどう変わったか?』という部分が見えてきませんでした。
また、大和市の自治基本条例を市民に向けて説明する広報には、条例だけでなく「条例案から市議会の審議で修正された点」ということが書かれており、とても違和感を覚えました。

現在、神奈川県でも自治基本条例を策定中です。
条例が不要だとは思いませんが、条例に誰が魂を入れて、誰が責任を取るのかを明確にしなければ、「作っただけ」、ということにもなりかねない可能性を含んでいると感じます。
 
  2008年8月20日(水) 常任委員会  
  本日は神奈川県議会の常任委員会開会日。
私は、所属する文教常任委員会にて、「大分県教育委員会の不正事件を受けて、神奈川県教育委員会の対応について」を質問しました。

神奈川県では現在、平成18年・19年度に実施した第二次選考試験について、面接や論文等の評定原票と合否判定段階の決裁書の書類とのデータ突合及び、合否判定段階の決裁書等の書類について、合否判定基準に基く判定が適正に行われているかどうかの確認を行っているとのこと。

また、2006年度から施行されている神奈川県不祥事対策防止条例の第6条には内部通報制度が規定され、第7条には

●県は、職員等が職務の公正な遂行を妨げる働きかけ(以下単に「働きかけ」という。)を受けた場合に、当該働きかけの内容、処理状況等を、当該働きかけを受けた職員等に記録させ、保管し、公表する等働きかけに適切に対応するために必要な措置を講ずるものとする。

というものがありますが、これまで教員採用試験に関して記録・公表された例はありませんでした。ただし、県議会議員からの採用試験の合否についての問い合わせを、個別に対応していることがこれまで常態化されてきていることが分かっており、これが働きかけにあたらないのか?ということや、この不祥事対策防止条例の実効性について等、議論の余地がありますが、現時点では大分県教育委員会のような事件に発展するような可能性は低いものと感じました。

しかしながら、今回の事例はあくまでも数々ある利権の中の1つにしかすぎず、透明性の確保や複数の人が関わることによる不正の防止等、絶えずチェック機能が働くような体制づくりを心がけなければならないと考えます。
 
  2008年8月20日(水) 温故知新8月号  
  本日から、駅頭で議会報告を配布しています。
駅でみかけましたら、何でも結構ですので、声を掛けていただけますと、とても嬉しいです。(って自分だけが嬉しくても仕方ないですが・・・)

どうぞよろしくお願いいたします。
 
  2008年8月17日(日) 勉強会  
  更新が滞ってしまってすみません。
12日〜14日は、京都にて、地方議員の方々が集まって勉強会が開催されました。

志の高い方々と接することは自分に刺激になります。
さらに自分自身も、人に伝わるくらいの熱さを維持していたいと思っています。
 
  2008年8月11日(月) 花火大会  
  今日は、鎌倉花火大会。
60回記念ということで、いつもより1000発多いとか。
花火大会の日は、鎌倉の街全体が独特の雰囲気に包まれます。この何ともいえない雰囲気が私は好きです。

私は例年同様、クリーンボランティアをやらせていただきました。
50名を超えるボランティアさんで、5か所のクリーンステーションで分担をして作業します。

観光客の方からは『親切にありがとうございます』『ごみをもらってくれるなんて有難い』『がんばってください』などなど、とても温かい言葉をかけていただきました。
多くの方が花火を楽しみ、喜んでいる姿をみられるこのボランティア活動。とても楽しいので、来年はぜひ皆さんも参加してみてください。
 
  2008年8月8日(金) 大船マンション問題  
  大船観音前のマンション問題で、事業者が神奈川県を訴えているのはご承知の通りですが、このたび、鎌倉市が事業者側での補助参加を申し出ました。

鎌倉市側の主張を、直接聞いていませんが、このことにより鎌倉市は、神奈川県と対立する立場が明確になったと私は解釈をします。

本当にこんなことでよいのでしょうか?
いつも業者側で判断をしてきた、鎌倉市開発行政の行く先に、鎌倉市民の望む未来はないと、私は感じています。
 
  2008年8月8日(金) 鎌倉てらこや  
  昨日から、建長寺にて毎年恒例の「鎌倉てらこや」の合宿が始まっています。
毎年、大学生が色々な企画を考えて、実行します。私たちはそれを支える裏方。
今年は衣装を作って、「鎌倉音頭」を全員で力いっぱい踊っていました。何より子ども達の笑顔がはじけていました。

小学生、大学生、大人が交流する場所には、とても多くの気づきや発見があります。
私自身、とても成長させていただいています。
 
  2008年8月7日(木) ハイスクール議会  
  (社)日本青年会議所 神奈川ブロック協議会の主催で、かながわハイスクール議会が、県議会本会議場にて開催されました。

テーマごとに8つの委員会に分かれて、事前に議論を重ねてきたことを各委員会でまとめて、知事に質問をするという流れのようです。

「我々はこう考えるが、知事はどう考えるか?」という質問に、知事も自分の考えや体験談を分かりやすく話をしているといった印象を受けました。

あらかじめ「質問項目」が出来上がっているのはどうなのかな?と思いましたが、中には、その質問項目にないことも積極的に質問をする高校生議員もいて、頼もしいものだと感じました。
 
  2008年8月5日(火) 授業研究会  
  先日、「発達障がいのある人と共に生きる家族と専門家の集い」として、特別支援教育のための授業研究会が、横浜開港記念会館で行われました。
神奈川県議会の伊藤議員や塩坂議員も来られていて、熱心に聞き入っておられました。

過去5年間は、知的障害教育実践交流会というかたちで、専門家のみの集まりだったそうですが、今回からは一般の方も参加ができるようになり、専門家だけでなく、発達障がいの子どもを持つ保護者の方のお話などを聞くことができました。

専門的で少し難しい話などもありましたが、「キャリア教育」における早期からの支援の充実や一貫した支援のあり方など、目指す方向性はおおむね同じであると認識をしました。お話をきいていて、障がいがあるなしに関わらず、『人としてどう生きるか』ということが大切なのだということを、感じました。
 
  2008年8月4日(月) 食育  
  私の所属する鎌倉青年会議所で、今週土曜日に以下のようなイベントを行います。
親子でぜひご参加ください!

******

みんなで国産の食べ物を食べよう!【食糧自給率100%の食事ってどんなもの?】

今回は、食糧自給率にスポットをあて、実際に日本で自給できる食材で料理を作り、実際に食べてみて日本人の食についてみんなで考えてみましょう。

日時:8月9日(土曜日)10:00〜12:30
場所:玉縄学習センター 調理実習室 
持ち物:エプロン、三角巾(または髪を止めるピンなど)、スリッパ、my箸
応募方法:電話 または FAXでお申し込みください。
対象:親子で参加できる方(お子様は小学生位を対象とした内容です)
参加費:無料
定員:先着30組60名
託児サービスはありません。
連絡先:鎌倉青年会議所 事務局 (火、木、金の13時〜17時)
(電話)0467−25−5538 (FAX)0467−24−6464
 
  2008年8月4日(月) 市民交流  
  8月2日、鎌倉市議会の松中議長の提案で、世田谷区へ視察にいきました。
ちょうど開催されている世田谷まつり、そして世田谷美術館、世田谷パブリックシアターのあるキャロットタワーなどを、区民の方々に案内をしていただきました。

世田谷まつりには、2日間で30万人以上の人出があるそうです。また、30を超える友好自治体が参加をしており(主に特産品などの販売)、あわせて自治体交流会なども企画されているのは素晴らしいと感じました。
世田谷パブリックシアターは、野村萬斎さんが芸術監督をされており、友の会会員はなんと約2000名(そのうち区民は約500名)。日本一の友の会に支えられているとのお話でした。チケット販売では、友の会会員が最優先で、次が区民、そして一般となるそうで、なかなか工夫がされていると感じます。
鎌倉芸術館はどうかと考えさせられます。

雑駁ですが、市民の方々が高い意識をもって取り組まれていることに、色々と勉強になりました。世田谷と鎌倉。お互い刺激しあって、良いところを伸ばしていければ良いと思います。
 
  2008年8月3日(日) ホームページの意味  
  以下のような記事がありました。
とても参考になりますので、ご覧下さい。

「議員を正当に評価したいが……議員HPから見えた鎌倉市議会の低迷」⇒記事はこちらから
 
[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]
matsuo@myad.jp