いざ、鎌倉フロンティアへ!月間「温故知新」鎌倉
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  月間「温故知新」鎌倉No.106 − 2011年9月1日(木)  
  東日本大震災から、半年が経過をしようとしておりますが、依然、被災地では避難生活を余儀なくされている方々も多く、瓦礫撤去等をはじめ、またまだ復旧もままならない状況が続いております。テレビや新聞等では、あまり報じられなくなった感がありますが、鎌倉市としては、息の長い被災地支援に取り組んで参ります。

 それと同時に、鎌倉市の防災対策の充実も重要課題です。6月の補正予算では、緊急的な対応が必要なものへの予算をつけていくことと同時に、これまでの間、地域の方々のご協力をいただきながら、ミニ防災拠点(避難所)への参集訓練、海水浴場での津波避難訓練、第一小学校での津波避難訓練、鎌倉市海抜マップの作成(広報かまくら8月15日号に掲載)、電柱や公園等への海抜表示、防災行政無線が受信できる防災ラジオの試行配布(各自治・町内会に対して合計で約180台を入荷次第、配布予定)、津波対策懇談会の実施などを行ってきました。

また、沿岸各自治会町内会に対しては、津波避難訓練を行政と連携しながら実施して欲しい旨の依頼をしており、さらに今後は、ミニ防災拠点での宿泊訓練を最低1回は実施するよう、お願いしていきます。地域の方々が主体となって訓練を行っていただき、そこに至るまでの支援、実施のお手伝いを市役所がするというのが基本的なスタンスです。
各種訓練を通じて、地域のつながりや絆が新たに生まれる、またはより深めることが、災害に強い地域をつくることになると考えています。
 
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matsuo@myad.jp
     
Akiary v.0.61