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月間「温故知新」鎌倉No.101 − 2010年1月1日(金)号 |
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平成22年が始まりました。毎年のことではありますが、公職選挙法により、新年のご挨拶ができないことをご理解いただければ幸いです。 そして、11月号、12月号と『月刊・温故知新』の発刊、朝の駅頭配布が出来ずに申し訳ございませんでしたが、この1月号から再開します。もちろん、今後も継続しますが、これまでのように毎月発刊ということが難しく、朝の駅頭の時間も、8時前くらいまでしか行わないことをご容赦ください。
さて、昨年11月に市長に就任して以来、駆け足の2か月でしたが、改めて、この変革の時代にあって果たすべき役割と、その責任の重さを痛感しています。
医療・子育て・介護・緑地保全・交通渋滞・観光・商業など、鎌倉市には解決すべき課題が数多くあります。そうした一つ一つの課題について、一歩ずつ全力で取り組んでまいる所存です。 そして、これらの事業を、着実に実施していくためには、しかるべき財源の確保が必要であり、そのためにもまずもって、断固とした行財政改革に取り組んでいかねばならないものと考えております。具体的には、人件費の抑制、市の組織の簡素化と業務の効率化、公共事業の見直しなど、徹底して無駄を省き、節約に向けた工夫を重ねていかなければなりません。
また、こうした改革を成功させるためには、プロセスの透明性を確保することがたいへん重要であります。これまで以上に情報公開を進め、より公正公平な市役所を目指してまいります。
新たな一歩を踏み出すことをためらっていては、鎌倉市に明るい未来はありません。鎌倉市のために、果たして何が最も有効なのか、そのことを常に考えながら、リスクにひるまず、果敢にチャレンジしてくべきだと考えています。
今日の鎌倉市の発展は、緑濃い里山、美しい海、そして歴史の薫り高い多くの神社仏閣など、先人たちが永い時代を通して培ってきた遺産の上に成り立っています。今後も鎌倉市が豊かで美しいまちであり続けるために、今を生きる私たちは、この素晴らしい遺産を守り受け継ぐと同時に、新しい鎌倉市の魅力を共に創りだしていかなければなりません。
私は市長として、明るく健全な鎌倉づくりに、全身全霊を尽くしていく所存です。市民の皆様におかれましては、これからの市政運営にご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。 |
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