いざ、鎌倉フロンティアへ!月間「温故知新」鎌倉
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  月間「温故知新」鎌倉No.14 − 2002年6月1日(土)  
 
いざ、鎌倉フロンティアへ!    14 2002.6月号
電子自治体の確立へ向けて

 【災害対策】

(質問)鎌倉市地域情報化計画の中に「災害対策本部と避難所との情報ネットワーク化、震災アセスメントシステムの導入」という項目がありますが、東海地震や関東大震災などの不測の災害に備えて、今後具体的にどのようなシステムを、いつ頃導入しますか?

(回答)阪神・淡路大震災を契機に、平成8年度から三浦半島4市1町、それに神奈川県とNHKの参加を得て、三浦半島地域災害情報通信ネットワークシステムの検討を行っています。今年度、基本部分のシステム開発がほぼ完成したことから、今後は各市町へのシステムの導入、並びにネットワークに係る検討課題等、広域災害対策との整合性を図りながら推進していきたいと考えています。

(質問)非常時(電話がつながらない時など)の対応は?

(回答)通常はNHKの有線を使うが、非常時は通信衛星を使用する計画になっています。

(質問)親族や友人との安否確認、応援物資、ボランティア同士の連絡などへの活用は?

(回答) 4市1町内での相互ネットワークが図れることを目的としています。

【協働】

(質問)地元の大学、企業、市民との協働を含め、電子自治体へ向けた検討会を開催するべきではないでしょうか?

(回答)そうした方法は大変有効だと思いますので、今後研究していきたいです。今年度につきてはIT全般についての市民アンケートを実施する予定です。

【HP強化】

(質問)鎌倉市のホームページ上にある掲示板の活性化を。最低でも市民が書き込んだ質問には、行政が迅速に回答をするべきではないでしょうか?

(回答)出来るだけ要望に沿った形で活発なシステムに変えていきたいと考えています。

(質問)メールマガジンの活用は?

(回答)総務省で検討しているパブリックコメントなどを含め、検討していきたいと思っています。

【IT講習会】

(質問)IT講習会の見通しは?

(回答)昨年同様、30講座、600人規模の予定で、5月から9月にかけて開催します。

(補足)携帯電話講習会が開催され、大変好評を得ていたそうです。

大船駅東口再開発事業

【総合計画・財源】

(質問)大船駅東口再開発事業が、財源の裏付けがない状況で、鎌倉市総合計画後期実施計画に位置づけられていることについて、市長はどのように認識されていますか。

(市長)この事業につきましては、今年度中に事業の総体的方向性を確立したいということから、後期実施計画の見直し、ローリングの等の機会をとらえまして、事業財源の見通しを備えた計画に高めていきたいと考えております。

(補足)この事業にあたり、前市長は財源の裏づけのないまま、議会において『平成15年度に工事着手します』という答弁を続けてい  ました。その無責任さが、結局今までの税金の無駄遣いにつながってしまったと考えられます。今後はだらだらした調査などは絶対に許してはいけません。早期に事業の方向性を確立する必要があります。

【国・他法令との関係】

(質問)都市再生特別措置法との関係は?

(回答)大船駅東口再開発事業を、都市再生案として国へ提出をしました。

(質問)民間活力導入検討調査の成果は?

(回答)民間事業者の参画を得るということは、この事業に対してメリットがあるという方向性は出てきています。

【情報発信・市民参加】

(質問)今後、市民へ向けてどの様な方法で情報発信をし、また、どの様な方法で市民の意見を聞いていくのですか?

(回答)市民や権利者等への情報の発信につきましては、今後さらに検討してまいりたい。事業の進捗状況に応じて、広報等の機会も使用し、ご意見を伺うチャンスというものを作っていきたいと考えております。

議会報告&勉強会のお知らせ

『鎌倉市行政をもっと知ろう』をテーマに、議会報告&勉強会を行います。
7月6日(土)15時〜17時、鎌倉生涯学習センター(前中央公民館)第1会議室にて
入場無料、申し込みなどはいりません。詳細のお問い合わせは『松尾たかし後援会事務所』
(0467-32-6955)にお電話下さい。

 
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