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  2009年2月28日(土) 渡辺愛美  
  こんにちは。きょうは鎌倉クリーン大作戦でした。

鎌倉は大船駅前に比べてはるかにごみが少なかったです。大船はいたるところに煙草の吸い殻が落ちていたのですが、鎌倉ではあまり拾うものがなく、途中で「これじゃただの散歩になっちゃってる」ということばがでてくるほどでした。 
その理由は、鎌倉駅前には掃除をしてくださる方がたくさんいるからなんですね。商店街の方々は人通りの少ない朝に掃除をされています。いつも人力車を引いている方達も、空いた時間にはほうきとちりとりを持って道路をきれいにしてくださっています。普段あまり意識することはありませんでしたが、そういった努力や気配りによって観光都市として美しさが保たれているのだと実感しました。

掃除後の反省会では、喫煙とそれを禁止する条例についての話題が中心となり、今日も有意義なお話をきくことができました。いろいろ条例による規制がふえようとしていますが、規制しようとすることに重きをおきすぎて目的を忘れそうになっている、という指摘には、はっとさせられました。
たとえば煙草に関する条例についていえば、その第一の目的は喫煙しない人の迷惑にならないようにすることで、とくに受動喫煙の害からまもることだったはずです。それならば、「パチンコ屋などであれば、強力な空気清浄機を設置するというような、喫煙者を規制する以外の方法でも目的を達成できるかもしれない」・・・それを聞いて、今までの自分の偏った考えかたを反省しました。私は条例で規制することまでは求めなくても、「煙草すう人はみんなの迷惑だから、どこか他でやってよ」と思っていて、結局、喫煙者を排除すればいいのだとしか考えていなかったと思います。
たしかに煙草をすうことは身体によくないですし、周囲の迷惑になることも多いです。しかし吸う権利も成人には認められているので、喫煙者を悪と決めつけすぎていたのはよくなかったと思いました。

また、路上喫煙禁止にともなって駅前に喫煙所がつくられると、それによって景観が大きく変わってしまうだろうということも話題にあがりました。あまり無機質なものができてしまうと、せっかくの時計台のあたりも雰囲気がだいなしになってしまいますよね。ちなみに電話ボックスなどは、木の柱に瓦屋根のついた和風なつくりのものがあるのを今日の掃除のときにみかけたので、喫煙所も鎌倉らしい粋なものをつくってくれるだろうと私は期待しているのですが...。素敵な喫煙所のデザインを公募にしてみたら面白いのではないでしょうか?それを実際に造ろうとなるとむずかしくなってしまうかもしれませんが。
 
  2009年2月27日(金) 渡辺愛美  
  こんにちは。火・水曜日は議会の一般質問でした。先週の代表質問より、話題が生活により密着したものだったと思います。私たちにもなじみやすい話題になってきました。

火曜日の一般質問のなかで、あまりメインではなかったかもしれませんが印象にのこった話題について書きます。
保護者は深夜に子供を連れ回してはいけない、という条例があるんだそうです。たとえば、幼い子をつれて夜遅くまでパチンコにいりびたるなどといった事態をくいとめようとするものです。しかし、なかなか現状は改善されていないという実情が問題視されていました。その理由のひとつとして考えられるのが、「そんな条例があることを知らない」ということです。
知らない、ということもよくないんですが、条例以前にモラル的にそのような親がいることに驚いてしまいます。外側から規制されなくても、自分の子供をそんなふうに育てていいのか自問しないのでしょうか。このようなことを逐一条例化していたら条例が膨大になり過ぎて、弊害がでてくると思います。規則が多ければそれだけ不自由を感じます。条例なんて多過ぎて分からない!と全てを投げ出して結局好きなように動いてしまう人もでてくると思います。さらに、善悪の線引きすべてを明文化した規則に頼るようになってくると、却って自分で自分の行動を判断する能力がうしなわれていってしまうのもおそろしいことだと感じています。
ひとつひとつの条例の重みをたもつためにも、わざわざ作らなくてもいい条例は最小限にとどめてほしいです。規範のようなものは、できるだけ、自分や周囲の人が注意してくれるモラルというかたちで存在するべきなのだろうと思います。警官に注意される条例としてではなくて。私たちも、自分たちでやるべきことを行政とかに押し付け過ぎ、期待し過ぎな面もあるのかもしれません。

水曜日の議会は、私用でほとんど傍聴できなかったのですが、松尾議員が一般質問をされるということで、その時間だけ傍聴させていただきました。とくに、公務員の給与について第一に挙げられていましたが、公務員の方が民間より遥かに優遇されているということを知って、私も正直かなり衝撃をうけてしまいました。最近他県でも阿久根市長が全職員分給与を公開したというニュースで話題になりましたが、市民と公務員の間に格差が生じ、もはや公務員が市民の上に立つような図式になっており、公務員の給与の高さは不自然だと感じました。なぜそんなに公務員が優遇されるのでしょうか...

余談ですがこの日は、副議長の後援会のかたが沢山いらしていて、傍聴席が満員になってしまうほどでした。議員の方々もすこしおどろかれていたようです。ひと味違った雰囲気が楽しめたような感じがします。
知事のファッションは日ごとに地味になっていったようで多少残念でした。


さて次回の活動は土曜日の鎌倉クリーン大作戦になると思います。鎌倉楽しみです。もし参加していただけたらとてもうれしいですが、声をかけていただけるだけでもはげみになります。では、早起きがんばります。
 
  2009年2月26日(木) 小森蘭子  
  こんにちは!!

今日は24、25日に行われた一般質問のお話をさせて頂きます。

二日間で計10人の議員の方が質問をされました。
全体的に、障害者・高齢者福祉や医療、教育についての質問が多かったように思います。現在多くの問題を抱えている分野です。経済・財政分野への質問がもっと多いのかと思っていたのですが、より市民の生活に密着した質問がなされていて、嬉しかったです。
議員の方々の声が、これからの県の政治に少しずつでも反映されていって欲しいと思います。
さて昨日は松尾議員も質問をされました。

県職員の給与・教員管理職の人事についてと、県の制度を抜本から改革しようという内容のもので、画期的でした。特に教員管理職の人事については、全国都道府県と政令指定都市の中で、採用試験制度を登用していないのは唯一神奈川県だけだそうで、管理職採用により明確な基準をもうけるべきと、主張していらっしゃいました。
神奈川県は全国的にみても、あらゆる面で整備のゆき届いた県だと認識していたので、良い意味でなく神奈川県だけ他の県とは違う、というのに少しがっかりしました。

政治を考える時、新たな挑戦することが大切であると同時に、今ある現状の改善していくこともとても重要だと感じました。
政治の世界では慣習やしきたりを重んじる傾向にあり、それを変えるのには相当な時間と労力が必要だと思います。

松尾議員の質問は、今までの時代遅れな制度に異議を唱えるものであり、とても意義のあるものであったと思います。






 
  2009年2月23日(月) 小森蘭子  
  こんにちは!!

昨日は初めてポスティングのお手伝いをしました。

250枚ほどでしたが、実際に一軒一軒まわて歩くと、よい運動になりました。
みなさん手にとって読んでくれるかなぁ・・・と思いながら投函してゆくと、なんだか途方もない気持ちになってきました。私が配ったチラシの中で、実際に読んでもらえるのはどのくらいなのでしょうか。。。
テレビにたびたび登場するような国会議員などは別として、一議員が有権者に自分の存在を知ってもらうこと、情報を発信すること、そう簡単ではないのだとつくづく感じました。
それでもポスティングは意味のある宣伝方法だと思います。
読んでもらえるかどうかは別として、市民平等に、みなさんに情報を発信することができます。
それに手作業で届ける・受け取るという流れを通じて、議員の思いがより市民に伝わるような気がします。親近感のある関係が築けるようにも思います。

午後は社会勉強として落語を鑑賞させて頂きました。
もちろんメインのお話も面白かったですが、
冒頭の枕の部分で、オンタイムの政治ネタなどがところどころにちりばめられていて、思わず笑ってしまいました。(麻生総理や中川大臣などのお話です)
私たちと同年代のお客さんはほとんどいませんでしたが、落語は親しみやすく、世代をこえて楽しむことのできる伝統芸能の一つだと思いました。

今はやりのお笑いとはまた違った、奥ゆかしいおもしろさがあります。
 
  2009年2月23日(月) 渡辺愛美  
  昨日は、事務作業のあとポスティングをしました。以前よりポスト慣れしてきたというか、最初は指をはさみそうになったりしていたのがだいぶリズムがつかめてきました。

午後は桜木町のにぎわい座にて落語を聞きました。初めての落語です。前々から一度行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか機会がなかったので、今日こうして行くことができてよかったです! 
正直、もしかしたら落語はむずかしくて理解できず寝てしまうんじゃないか、という心配もありましたが、実際に聴いてみるととっつきにくさは全くなかったです。とくに今回のにぎわい座の地下の会場はこぢんまりしていて舞台との距離がとても近かったので、臨場感があってよかったです。話す側ときく側が一体となって 落語を形成している感じがしました。落語をたのしむには、話が理解できることだけでなく、お客さん全体がつくる場の空気に乗ることも重要そうです。


ところで、今朝のニュースで鎌倉駅前のレンタサイクルがとりあげられていました。地元のかたは月極レンタルで朝と夜、駅までの通勤通学で使い、昼間空いたその自転車は観光客のかたに貸し出されているそうです。すごく有効利用ですね。そういう仕組みになっているのは初めて知りました。しかも自転車は電動のもので、メンテナンスつきで借りられるので、自分で買うよりお得なんだそうです。電動自転車なら起伏の多い鎌倉でも楽々でしょうし乗ってみたいですねー。
 
  2009年2月22日(日) 小森蘭子  
  こんにちは!!
昨日は松尾議員が定期的に開催している、鎌倉めぐりウォークに参加してきました。

今回は20組以上の参加者が集まり、とても賑やかに満福寺・龍口寺・常立寺をめぐりました。
このツアーの魅力は、

@鎌倉の新たな魅力を発見できる

私も鎌倉へは電車で10分ほど所に住んでおり、何度も足を運んでいますが、まだまだ知らない名所はたくさんあります。このツアーに参加すると、自分が今まで知らなかった、新しいお寺や景色と出会えると思います。私も満福寺以外は行ったことがありませんでしたが、龍口寺と常立寺はとてもきれいな梅が見られる素敵なお寺でした。
それからこのツアーでは、ガイドさんの興味部深い説明を聞くことができます!!
自分で見るだけでは、きれいだな〜で終わってしまうところを、ガイドの方の説明を聞くことで、その背景にある歴史や逸話、豆知識などを知ることができ、お寺に対する感慨もより一層深まります。それぞれのお寺がもつエピソードを学びながら見学すると、お寺めぐりもより楽しくなりますね。

A気軽に政治家と交流できる

きっとこんなにフランクに県会議員の方と交流できる機会はないと思います!!
みんなでゆっくり歩きながら、普段政治に関して疑問に思っていること、松尾議員に関することや世間話でも、なんでも気軽にお話しできる雰囲気でした。もちろん、市民の方同士の交流の場にもなっていました。
全体の前で議員が政治についてお話する場面はありませんでしたが(個人的にはそのようなお話もされていたと思います)、この活動は、市民の政治への関心の向上にも一役かっていると思います。特に政治に興味をもっていなかった方でも、今回のウォーキングを通じて、松尾議員を身近な存在に感じることができたのではないでしょうか。私はそれはとても大切なことだと思います。

政治家を身近に感じること、政治家としてではなく一人の人間として関心を持つことは、政治に対して関心をもつことへの、ひとつのきっかけだと感じています。政治が遠い存在であれば、それを担う政治家も遠い存在。その逆も然りです。このように市民と議員が気軽に交流をもつことのできる機会は、意外と少ないと思います。人々の政治無関心が叫ばれる今、鎌倉めぐりウォークは、私たちに、政治の世界を覗いてみるきっかけを与えてくれる気がします。

みなさんも機会がありましたら、ぜひ参加してみてください!!
次回は桜が楽しめるコースだそうです。
 
  2009年2月21日(土) 渡辺愛美  
  こんにちは。木曜日は、小森さんと代表質問を傍聴しました。

今回の本会議はほぼ全員の議員のかたが出席されていました。傍聴席も30人ほど埋まっており、緊張感のある中でスタートしました。

しかしとにかく質問を読み上げる時間が長いです。質問者1人につき1時間ほどかけて8つぐらいの質問項目がとりあげられるのですが、聞いているには集中力がとても続きません。シニカルに知事を批判していくさまはたまに面白いですが、本題の「質問」に入る以前のところで説明的になりすぎているように思える部分もありました。

質問の数も多いので、1問ずつ答えていただいたほうが議論が整理されていき、メリハリもつくのではないかとも感じました。議員の方々のお話ぶりは、こちらに語りかけるような、やはりさすが政治家だと感じる力がこもっていましたが、それでも同じ調子が1時間続いてしまうとつらいです。


さてきびしい批判をうけた後の知事の答弁は、思っていたよりはるかに余裕を感じさせるものでした。ここでもさすがと思わされました。
ところで知事は周囲より際立って雰囲気が明るく見えたのですが、おそらくネクタイえらびに気を使っていらっしゃるのも理由のひとつではないでしょうか。サーモンピンクのネクタイは一瞬派手にも思えるのですが、濃い色のジャケットに映え、きりっとした存在感を演出していて素敵だとおもいました。もちろん、知事ご自身のお人柄もあるかと思いますが、いずれにしても、最近テレビで見るような疲労困憊した政治家のイメージとは全く違った印象だったので、うれしく思います。


議会は5時間以上におよびましたが、終了後すぐに松尾議員は来週の一般質問にむけた打ち合わせで忙しくされていました。
つかれているひまなどない!という感じですね。私などは議会の傍聴だけでも後半はだいぶ頭に入ってこなくなってしまっていました。すみません。体力つけたいです。
 
  2009年2月20日(金) 小森蘭子  
  こんにちは!!

昨日は一昨日の議案説明に続いて、代表質問を傍聴させていただきました。
各会派の代表者が、県知事に対して議案や見解について質問をする場です。野次も飛び交う中(最初は、怖い・・発言者がかわいそう・・と思って聞いていましたが、議会の華と呼ばれ盛り上げに一役かっているそうです)、議案説明に比べるとより活気のある議会でした。代表者のみなさんからの質問は、非難や要望を投げかける質問というよりは、知事のこれまでの姿勢・これからの展望の確認を主とするものが多かったので、私の予想していたより、全体としてまとまりのある印象を受けました。もっと白熱した戦いが繰り広げられると思っていたので・・・。
実際、事前にある程度互いの質問内容・回答内容を確認し、段取りを決めておくことも多いそうで、実際に議案を深く審議していくのは委員会付託を経てからのようです。

私は二階の傍聴席から見学していましたが、階下で行われいる議論の輪の中に、全体を通じてなかなか入り込むことができませんでした。今までほとんど政治の勉強をしてこなかった私にとって、県政のしくみ・議会進行の流れ・議案内容・専門用語など、分からないことだらけで、知事・議員の方の発言に対して、自分なりに何らかの意見をもつまでに理解するのはとても難しかったです。傍聴者のあまりの少なさに、私のように県政や議会を、素人には理解し難い、遠くの存在であると感じている県民が多いのではないかと思いました。

それともこれから議会が進むに連れて叙々に増えてゆくのでしょうか。。。!?

注目していきたいと思います。
 
  2009年2月18日(水) 小森蘭子  
  こんにちは!!
昨日は渡辺さんと一緒に二月定例会の議案説明を傍聴させて頂きました。

きらびやかなホールに興奮しながら緊張感をもって臨んだ傍聴でしたが、議会開始時刻になってもまばらな議員さんの数に、少々拍子抜けした感がありました。そのばらばらさ故か、緊張感もあまり感じられず、失礼ながらもっと真剣に参加して欲しいという憤りも正直感じました・・・。
しかし、代表者による資料の読み上げがただ延々と続いてゆく流れに、この議会召集そのものの意義を問いただす必要があるのではないかと思うようになりました。私自身計4時間ほど傍聴させて頂きましたが、ただ座って聞いていることのつらさをこんなにも実感したことはありませんでした。長時間集中力を持続させるのはとても大変なことです。
もし、この議案説明という過程が儀礼的なものになってしまっているのなら、議員のみなさんにはより意味のある質疑応答を行う準備をして欲しいです。資料の読み上げは各自に任せて(そのようにすると読まない方がいらっしゃる、というようなことはないと思います・・・)、もっと取り組むべきお仕事をする時間にあてて頂けたら、と思ってしまいました。

去年の12月には神奈川議会基本条例という、より開かれ充実した議会運営を目指す条例が採択されたそうです。県議会の基本理念や役割、県民と議会の関係などについて定めています。日本では議会条例を定めている自治体はまだ少ないようですが、今回神奈川県でこのような条例が採択されたことはとても良いことだと思います。政治の世界では、昔の慣習を踏襲することに重きを置く風習があるように感じますが、時代とともに不必要になったものは捨てて、改善したり新たな試みを導入したりすることへの抵抗感をなくすことが、これからの政治に求められているのではないでしょうか。
この条約が今後具体化され、私たちの町の政治を決定する機関である議会機能が、より向上していくといいなと思います。
 
  2009年2月17日(火) 渡辺愛美  
  こんにちは。また一気にさむくなりましたね…

今日は県庁で議会の傍聴をしました。さいきん、本会議を傍聴しませんか、というポスターを駅でみかけるようになりましたが、私たちのほかは1人か2人いらした程度でした。

朝10時半に始まり、議案の説明で一日が終わりました。ただ聞いているだけでも大変です。

最初は、議会の空席の多いことに驚いてしまいました。開始から30分経つ頃までには徐々に席が埋まっていきましたが、それでも1〜2割の議員の方は欠席されていたと思います。たまにうとうとしている方もいらしたりで、なんだか大学の講義のようなゆるいテンションでしたがいいんでしょうか。
小休憩をはさんだ後、再開して話が始まってからようやくばたばたと席に戻っていくのも、しまりがないんじゃないかと感じます。学校では、チャイムが鳴ったら即座りなさいと口を酸っぱくして言われたのに…、おかしいと思います。

しかし一方で、今日のような議案説明の場の必要性自体に疑問を感じる部分もありました。議案説明に出席するよりも他のことを優先する、という判断をされる議員の方がいらっしゃるのも、無理のないことのような気がします。説明 といっても、県の職員の方が資料をほとんどそのまま読み上げているだけになってしまっているからです。わざわざ職員の方々を議会に呼び 説明を求める意義はほとんど無いと思います。
職員の方を呼ぶとしても、最小限におさえるべきではないでしょうか。各部署の職員の方が5、6人でまとまって議場に入ってきても、説明をするのはその中の1人だけです。他の方々はただ座って資料をめくっているだけで、自分の部署の説明が終わったら部長について出ていく、という流れが延々と続きました。何のために入ってきたのかわからないまま、次の人と入れ替わっていくような状態です。あまりに形式的になっている気がします。

長時間出席していらっしゃる議員の方々も、説明に来なければならない職員の方々も、時間的・労力的に非常に負担になってしまうと思うので、出来るだけ無駄のない進めかたに変わっていってほしいと思います。いつも今日のような緊張感のない議会であってほしくないです。
代表質問の日は、ほとんどの議員の方が揃っての本会議になるそうなので、期待したいです。

 
  2009年2月14日(土) 渡辺愛美  
  こんにちは。きょうはとても暖かかったですね。花粉におそわれました。

市民の方から、このインターン日記を楽しみにして下さっているとのことで励ましのメールをいただきました。ありがとうございます。頑張ります。

さて今朝は、茅葺き屋根が素敵なお宅を訪ねました。なんと築200年だそうですが、古いというよりは素朴な美しさみたいなものを感じました。いっぽうでその維持にはやはりかなりの費用がかかってしまうそうなのですが、鎌倉市ではそういった歴史的な建物や町並みを保護するための援助を行っているようです。さすが鎌倉。私は日本的な歴史を感じるものが大好きなので、市のそういう取り組みを応援したいです。でも鎌倉市だけでやろうとするのは大変だと思うので、国もちゃんとバックアップしてくれているといいなあと思います。

そして次に、小学校を見学しました。フェンスが低くてボールが飛び出してしまうそうです。実際に見に行ったところたしかに低いなあと感じました。
ところで、いま書いていて思い出したことですが、外国の方が日本に来たときに、日本の学校がフェンスに囲まれているのを見て「刑務所みたい」と感想をもらしたことがあったそうです。
私の小学校はものすごく高いネットに囲われていてそれが当然と思っていましたが、今回見に行った小学校ではフェンスが木よりも低く、開放感があって良いような気もしました。ボールがくるからフェンスを作らなきゃ、と単純に考えるのはよくないのかもしれません。野球をするときはホームベースの位置を変えてみるなどの工夫で、なんとかならないものでしょうか。


次回は県庁にいってまいります。
それでは。
 
  2009年2月11日(水) 小森蘭子  
  こんにちは!!
昨日は神奈川県庁にて、いくつかのお話合いに同席させて頂きました。

一つ目はB型肝炎患者の救済のための基本法を制定してほしいという、患者やその家族のみなさん、弁護士の方とのお話でした。
B型肝炎というと以前に注射針の使い回しによってたくさんの感染者が出た、という事件があったということぐらいしか知りませんでしたが、肝硬変やがんという深刻な病気に至る可能性があるにも関わらず、感染経路によっては救済処置がなされていなかったり、高額な治療を受けるのに十分な助成金がおりなかったり、検査で陽性と判断されてから治療を受けるまでの引き継ぎがうまくいっていなかったりと、制度面で様々な問題があるそうです。現在の医療はかなり発展し充実しているかのように見えますが、医療の技術だけでなく、患者のこれからの生活をサポートする制度面にも力をいれていかなければいけないのだと思います。

それから、公共交通活性化プログラムについての国土交通省との話し合いも聞かせて頂きました。鎌倉市と藤沢市が連携して江ノ電や湘南モノレールをより活性化しようという試みだそうです。三年間という短い期間ではありますが、国が費用の半分を負担してくれるということで驚きましたが、長期的な計画が必要であること、電車の場合二つの市が連携しなければならないことなどから、なかなかすぐに実現するのは難しいようです。
大船から湘南モノレールに乗ると、都会の喧噪を忘れさせるような、緑豊かな気品のある街の風景が広がります。私も松尾議員の事務所に向かうためこのモノレールを使うようになって、最初は吊られて走る電車にかなりの恐怖を感じたものの、今ではのどかなひとときを感じられる大好きな移動時間になりました。なのでこれからたくさんの人にその良さを感じてもらえるような、より魅力的な街づくりが進めがいいなと思います。江ノ島へ遊びに行かれる方は、ぜひぜひ湘南モノレール経由で!!

松尾議員は毎日本当に多岐にわたる問題と向き合い、その改善に奔走されているのだとつくづく思いました。。。
お疲れ様です。

たくさんの議員の方が集まる控室で一人座っている時間はかなり緊張しました・・・が、こんな経験はそうそうできるものではないと思ってがんばりました!!
ありがとうございました。

 
  2009年2月7日(土) 渡辺愛美  
  こんにちは。きょうは大船クリーン大作戦でした。
そうじという視点で道をみてみると、ほんとうに煙草が多いことに気づきます。私のひろったごみのうちのほとんどが吸い殻でした。これでは町中灰皿です・・
鎌倉ではこれから歩きたばこが禁止になるそうですね。横浜でも中心部はすでにそういった規制があるそうですが、正直「そういえばそうだったっけ」という感じです。喫煙者のかたはご存知でしょうか?実はあまり知られてないのではないかと思ったりもします。でも、規制の看板がでかでかと掲げてある街もそれはそれで窮屈ですよね。
...そんなようなことをお話ししながらの駅前清掃でした。通行人のかたが声をかけてくださったのがすごく嬉しかったです。なんだかそういうところから心のゆとりみたいなものがうまれる気がします。

掃除終了後、参加されたみなさんとの朝食会では、なるほどーと思うお話をきくことができました。一番印象的だったのは、ちょっとマナー守ってほしいなあ...というときにどんなふうに言ったらいいんだろうか、という話題です。
実際に、電車内でヘッドホンから音漏れをさせていた人に対して「ちょっと音量を下げていただけるとうれしいのですが」という表現で注意していた人がいて、それがとても感じがよかった とのことでした。きつく叱るような言い方を避けることで、言われる側も受け入れやすいですし、言う側も指摘しやすくなると思います。人を叱れるほど自分もえらくない…と悩んだり、叱ってやらねば!と 力んだりせずに 言い出せるのではないでしょうか。
誰も言い出せないときの電車内の緊張感は気まずいです。睨まれるよりは、言ってもらえたほうがらくですよね。「実は迷惑かけてたらどうしよう」と神経質にならなくてすむと思います。私はじっさいそれが気になって電車で音楽を聴くのをやめてしまいましたが(笑
そんなわけで、 ちょっと一言 を気楽にいえる社会になってほしいです。
 
  2009年2月4日(水) 小森蘭子  
  はじめまして!!
早稲田大学国際教養学部3年の小森蘭子です。
私も渡辺さんと一緒に、松尾事務所で2か月間勉強させていただくことになりました。
21歳にもなりながら、日本を動かす政治について何も知らない私ですが、
このインターンシップを通じて、政治に対する興味と教養を少しでも身につけられるよう、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

インターン初日は、渡辺さんと共に、議員の月刊紙の折り込み作業のお手伝いと、障害者の方の市民農園活動について、市の農業委員会との話し合いに同席させて頂きました。
机に積み上げられたちらしの枚数には、私もただ驚くばかりでした!!
いくら作っても終わりのない作業のように思えました。。。
と同時に、このちらし一枚一枚のもつ意味についても考えました。
普段あまり直接関わるのことのできない市民と議員ですが、議員さんは私たちの町・市の長です。どんな人物なのか、どんな信念をもってどんな活動をしているのか、私たちは知る必要があると思います。議員の方は自らを市民に知ってもらうために、そして私たちも議員の方を知るために、このようなちらしは互いの信頼関係を築く重要な役割を担っているのだと思いました。実際、私もたった一枚の月刊誌を読んだだけで、松尾議員の活動の様子を感じることができました。
その後は鎌倉市役所に向かい、市民と行政の交わる現場を見ました。
障害者のお子さんたちの教育活動の一環として、現在鎌倉市に眠っている休耕地などを利用できないか、というお父様からのお願いでした。
しかし農業委員会の反応はあまり肯定的ではありませんでした。。。
たとえそれがよりよい街づくりに有意義な取組みであっても、法律などの規制の中で、市民が新たな何かに挑戦することの難しさを目の当たりにしました。
いざ計画を実行に移そうとすると様々な問題があがってくるのはつきものです。
しかしその上で、役所の働きとは一体何であるのか、現在の役所は果たしてその機能を十分に満たしているのか、考えさせられる機会となりました。

次回はどんな新しい発見に出会えるのか、今から楽しみです!!

 
  2009年2月3日(火) 渡辺 愛美  
  はじめましてこんにちは。慶應大学法学部政治学科1年の渡辺愛美と申します。これから2ヶ月間、松尾議員のもとでインターン生としてお世話になります。よろしくおねがいします。
政治学科にいながら、いまはまだ政治どころかテレビのニュースにもついていけてるのかどうかという感じですが、2ヶ月後にはひとかわむけていられるようにがんばります!

さて今日は、事務所にて月刊「温故知新」の折込作業の後、鎌倉市役所の農業委員会のかたを訪ねました。
温故知新の8000枚という量にはおどろきました... 紙折機があるとはいってもキカイを使いこなすのが意外とコツのいる作業でむずかしかったです。手を真っ黒にしながら熱中してしまいました。
市役所では農業体験への休耕地などの活用についての話し合いに同席させていただきました。しかし具体的に考えていくと、思った以上に制度面などでのさまざまな困難があるようです…。それでも、なにかあたらしいことをやろうというのは前向きな気持ちになれるというか、なんだかわくわくしますね。ぜひとも実現してほしいものです。

次回は大船駅の清掃活動に参加します。では!
 
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