松尾たかしの政治日記
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  2011年4月29日(金) 街頭募金  
  本日から、5月8日まで(平日は除く)鎌倉駅、北鎌倉駅、大船駅で、10時〜16時まで市職員が、被災者支援のための募金活動を行います。当たり前ですが無償ボランティアです。お見かけの際には、ぜひ温かいお言葉を、一言掛けていただけますとありがたいです。  
  2011年4月28日(木) 特命担当  
  5月1日から、東日本大震災支援のための特命担当を設置します。
これまでも、防災安全部は少数精鋭で頑張ってくれていますが、これから鎌倉市の災害対策の大幅な見直し、そして息の長い被災地支援を継続していくために、体制を強化しました。
また、政策創造部(庁内シンクタンク)の部長に、国土交通省に勤めている大谷雅実さんを任命しました。国との連携を強化しながら、鎌倉のまちづくりビジョンを明確につくりあげて参ります。

 
  2011年4月27日(水) バザーのご案内  
  ◆鎌倉市民の心を届けよう◆
「東日本大震災救援合同バザー」
日時 : 5月7日 (土) 午前10時〜午後3時
※雨天の場合は翌日5月8日(日)
場所 : 鎌倉市役所本庁舎大駐車場

★うれしいバザー★
日用雑貨/衣類/アート/本・・・嬉しさいろいろ.. !!

★たのしいパフォーマンス★
似顔絵/やぶさめの馬とツーショット・・・楽しさいろいろ.. !!!

★おいしい模擬店.. ★
おでん /やきとり/ソーセージ/しゅうまい/りんごの春巻/わらびもち /パン
やきそば /いそべ焼き/はちみつ/ケーキ・・・美味しさいろいろ.. !

共催 : 鎌倉市. /鎌倉ユネスコ協会 /特定非営利活動法人鎌倉市市民活動センター運営会議 /社会福祉法人鎌倉市社会福祉協議会
問い合せ先 : 鎌倉市社会福祉協議会地域福祉係 0467-23-1075
 
  2011年4月24日(日) つながる鎌倉  
  災害支援をつなげるサイト「つながる鎌倉」が、市民の手によって立ち上がっています。⇒鎌倉ではどんな支援活動をしているの?鎌倉にいてできる支援方法はない?
こんな支援活動をやっているのですが、協力してくれる人は鎌倉にいない?
たくさんの思いと、たくさんの活動を、ここに集めてご紹介することで鎌倉にある知恵やパワーやハートをつなぎ、被災地につなげていきます。
一人一人の力は小さいけれど、つながれば無限大。
鎌倉から被災地の復興を、息長く支援していきます。
 
  2011年4月23日(土) 支援のご案内  
  東日本大震災の被災者の方々に向けた、支援事業を追加しましたので、ご案内いたします。

未曾有の大震災から1カ月あまり経ちました。被災者の方々は、今でも避難所に13万人を超える方々が避難している状況です。ご家族や財産を失った大きな悲しみを抱えながら、日々頑張っている姿はテレビやマスコミの報道を通じて映し出されているところです。鎌倉市としましても、そうした方々への支援をより一層充実してまいります。

このたびの支援事業の柱は、遠く故郷を離れ、この鎌倉の地に転入あるいは避難してこられた方々が、一定期間、安定した生活を営む手助けをし、その後の生活再建のステップにして頂こうとするものです。また、この事業は、市民、事業者、行政の力を結集することにより実現できるものであります。

1つ目は、住宅提供支援事業です。財団法人・雇用振興協会東京支所のご協力により、手広5丁目にあります手広雇用促進住宅の10戸を提供いたします。家賃、敷金、駐車場料金は無料とし、入居者は光熱水費と共益費のみの負担となります。入居の期限は9月30日までとします。(最長2年間)
また、社団法人・神奈川県宅地建物取引業協会鎌倉支部及び社団法人・全日本不動産協会湘南支部の協力を得て、市内の民間賃貸住宅の50戸を提供いたします。入居の期限、原則として入居から半年間とします。

2つ目は、生活支援事業です。まず、住宅家賃等の補助については、家賃について月額5万円、駐車場料金について月額1万円を補助します。また、生活支援金として、1世帯あたり月額3万円、新たに入居される世帯に対しては、1世帯あたり10万円の入居支度金を支給いたします。また、生活に必要な家具等の調達策として、リユースネットなどを活用した支援策を実施いたします。

3つ目は、就労支援事業です。市内での就労を希望する被災者について、市の非常勤職員または臨時的任用職員として採用します。当面は10人程度とし、状況に応じて拡充いたします。市内の民間事業所に被災者の雇用について広く呼びかけ、雇用主と被災者とが効率的に出会うことができる機会をつくります。

4つ目は、余暇くつろぎ事業です。鎌倉に滞在している被災者の方々を、各種行事や施設にご招待いたします。

5つ目は、被災地へのボランティア活動支援事業です。ボランティア保険に加入してもらい、その保険料を市が負担したり、被災地に向かうボランティアの車両のうち、災害派遣従事車両証明書の発行対象となる車両に対し、燃料費を補助いたします。

これらの支援事業については、市費と、市の被災者救援募金として多くの方々にご協力頂いている浄財により実施いたします。今後さらに、広く募金を呼びかけてまいりますが、その一環として、ゴールデンウィーク中に市職員がボランティアで、街頭で募金活動を実施いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。
 
  2011年4月15日(金) 県内海水の放射能濃度測定結果  
  神奈川県内の海水の放射能濃度測定結果についてが公表されています。  
  2011年4月14日(木) 改めて  
  東日本大震災の発生から1カ月あまりが経ちましたが、被災地の復興、被災者の生活再建への道のりは、まだ遠い状況にあります。鎌倉市としても、被災者の受け入れや生活支援、被災地への職員派遣など、できる限りの支援を続けてまいります。

市民の皆さまにおかれましても、募金活動、支援物資の提供、現地でのボランティア活動などにご協力いただいておりますことに心から感謝申し上げます。

さて、節電の一環として、これまで生涯学習施設やスポーツ施設などの夜間使用を制するなど、市民の皆さまにご不便をおかけしてきました。計画停電の当面の中止が発表されたこともあり、4月11日以降、随時、これらの施設も夜間の使用ができるようにします。ただし、点灯する照明を全体の70%程度とするなどの節電の協力は今後も継続してまいります。市民の皆さまも、引き続き節電にご協力をお願いいたします。

未曾有の大震災は、鎌倉市の防災体制にも多くの示唆を与えました。津波ハザードマップや防災計画の見直しなどを行い、「市民の皆さまが、安全安心に暮らせるまちづくり」に全力を尽くします。

鎌倉には、日本を代表する神社仏閣や優秀な企業、活気ある商店があり、また何より活動力あふれる市民、NPOが存在します。

今こそ、鎌倉の力を結集し、行動することにより、被災地をはじめ、日本全国さらには世界に向けて、力強く熱いメッセージを発信していきましょう。
 
  2011年4月13日(水) リンク集  
  【大震災関連リンク集】⇒身近なことから被災者支援まで活用できるサイトのリンク集です。ご活用ください。
 
  2011年4月12日(火) 被災者の方の相談窓口  
  東日本大震災の被災者支援の一環として、鎌倉市に転入されている被災者や親類・知人など個人宅へ避難されている方を対象とする、ワンストップの相談窓口を設置しました。
避難に関する受付、支援情報の提供、関係機関の紹介などを行っています。お気軽にご連絡ください。

●防災安全部総合防災課(第3分庁舎2階)
電話:0467(23)3000内線2614  
FAX:0467(23)3373
 
  2011年4月9日(土) 鎌倉市として被災支援これまでの取り組み  
  ●緊急消防援助隊の派遣
【消防隊】
一次派遣:3月14日〜18日、7名を派遣し、仙台市宮城野区の被災地にて救助活動及び人命検索を行う。
二次派遣:3月17日〜20日、7名を派遣し、仙台市若林区の被災地にて救助活動及び人命検索を行う。
【救急隊】
一次・二次派遣:3月21日〜26日の間、5名を派遣し、福島原子力発電所周辺(30キロ圏外)にて救急業務を実施。
三次派遣:3月25日〜29日の間、5名を派遣し、福島原子力発電所周辺(30キロ圏外)にて救急業務を実施。
四次派遣:3月28日〜4月1日の間、5名を派遣し、福島原子力発電所周辺(30キロ圏外)にて救急業務を実施。

●職員の派遣
【被災宅地危険度判定士の派遣】
3月31日〜4月4日、3名を派遣し、仙台市太白区、泉区、宮城野区で宅地の危険度を判定
【保健師、土木(下水道)、応急危険度判定士を要請に応じて派遣】
4月7日〜12日、保健師1名を岩手県釜石市釜石保健所管内へ派遣

●物資の提供
【食料と毛布】
非常食(アルファ化米)1,000食を、3月30日に仙台市へ発送。毛布1,000枚は要請に応じて提供予定。

【自転車】
自転車42台を鎌倉商工会議所と協働し、3月25日に三崎港から気仙沼へ運搬し、提供。

【支援物資の受付と搬送】
3月26日から3月31日まで御成小学校で支援物資の受け入れを行い、市民の皆様から約1300件、数量で17万品を超える物資をお預かりしました。これらは3月29日・31日、4月4日の3回に分け神奈川県に搬送しました。またこれらの一部は本市に避難されてくる方などのために使わせていただきます。 神奈川県から被災地への物資の搬送は自衛隊により行われる予定です。
物資の受け入れにあたっては、多くの市民ボランティア(6日間で延べ225人)の方にご協力をいただきました。物資をご提供いただきました方ならびにボランティアにご協力いただきました皆様には、この場を借りて心からお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 
  2011年4月8日(金) 被災地復興支援「流鏑馬」の開催  
  4月17日(日)被災地復興支援「流鏑馬」を開催します。
被災地から鎌倉に避難されている方をご招待する他、一般の方は3000円でリストバンドをご購入いただけましたら観覧用イス席をご用意します。

詳しくは⇒被災地復興支援流鏑馬
 
  2011年4月8日(金) 11日で、震災から1ヶ月  
  東日本大震災から1ヶ月が経つ4月11日に、鎌倉市役所内では、14時46分から黙祷を捧げる放送をします。また、半旗の掲揚も同日までとします。
そして、鎌倉市行政施設の多くを、節電のため夜間の使用を行ってきませんでしたが、4月11日以降、順次使用する方針を決めました。ただ100%電気を点灯していたものを70%くらいにするなど全体としての節電の協力は継続していきます。
皆さまも無駄な電気使用は極力控えて頂きますよう、お願いします。
 
  2011年4月7日(木) 被災地へ  
  日帰りでしたが、7日に被災地へ入りました。
まず仙台へ。
津波の被害を受けた地域では、テレビや新聞で見た光景が、目の前に広がっていました。流された車が横転、がれきの山、基礎しか残っていない家の跡・・・それが、車で走れども走れども、同じ光景が続きます。青森から千葉の海岸線が同じような被害であると考えると、改めて今回の震災の被害の広さを痛感します。鎌倉市としても今後、津波ハザードマップの見直しは必至ですし、住民と連動した避難訓練の実施も必要不可欠です。

続いて福島県郡山市へ。忙しくお疲れの中、大変恐縮でしたが、郡山市長はじめ、市役所の方にお話を聞く機会を少しいただきました。また、久米正雄さんとの関係で歓迎をしていただきました。
今は、風評被害との戦いのようです。福島から逃げる人、また福島から来た車だと分かると、「ここに駐車するな」と罵声をあびることもあるそうで、その深刻さが伺えます。農業漁業だけでなく、福島の名産品、お土産品でも敬遠されるとか。「ままどおる」で有名な三万石のお菓子をお土産にいただき、『ぜひ食べて安全であることを宣伝してください!!!!!』と熱いメッセージをいただき、涙が出そうになりました。

そして同市内にある福島ビックパレットへ。ここでは原発に近い富岡町と川内村が、役場機能ごと避難してきており、約2000人の方が、施設内にてダンボールで仕切って生活をされています。役場機能があることもあって、避難者がだんだん増えているそうです。

富岡町長、川内村長さんのお話ですと、とにかく一刻も早く一時帰宅をしたい、とのこと。しかし原発の被害を考えるとしばらくはこの場所での生活となりそう。食事がパンが続き、十分な栄養が摂れないと、避難者から不満が出てきているとのことでした。野菜を使った炊き出しが希望としてありました。
鎌倉などへの避難は、現段階では考えられていませんでした。
ただ、若い人達は、仕事をみつけなければ仕方がない。町民の多くは原発関係の仕事に就いていたので、今後は出稼ぎにいくことになるだろうと、話をされていました。

今後、鎌倉市としてできることの1つとして、雇用や教育、福祉等々、すべてを揃えた形で、復興する道筋が見えるまでの間、少なくとも1年〜2年、移住していただき、生活を整えていただくことは可能ではないかと考えています。
 
  2011年4月6日(水) 東日本大震災 追善供養 復興祈願祭  
  東日本大震災 追善供養 復興祈願祭
「趣意書」
鶴岡八幡宮      宮司  吉田 茂穂
鎌倉市仏教会会長   覚園寺 仲田 昌弘
キリスト教諸教会   司祭  山口 道孝

 3月11日の東日本大震災は、我が国にとって正に未曾有の大災害となりました。多くの尊い命が失われた上、大津波、加えて原子力発電所の事故により避難を余儀なくされた被災者の方々は、現在数十万人にも及んでおり、日本は大変な国難に直面しています。

 かつて、鎌倉に幕府がおかれていた時代、国難に際して社寺がまとまり、乗り越えるための御祈願が執り行われておりました。
いま、歴史を経てふたたび、神道、仏教、キリスト教の宗旨・宗派を超えて合同祈願を執り行うことに致しました。

 この大地震のちょうど一年前、鶴岡八幡宮の御神木、樹齢1000年の大銀杏が突然倒伏しました。大変悲しい出来事でしたが、日本全国からの励ましの声と共に、今は残された根元から多くの新芽が未来に向かって力強く成長を続けています。

 犠牲者を哀悼し、日常生活を奪われている被災者の皆様に思いを寄せ、鎌倉中の宗教者たちが心を一つに祈りを捧げ、被災地のみならず、日本中に「復興の芽」が力強く育つことを切に願っております。お時間の許す限りご参列下されば幸いです。

[日時] 4月11日(月)  14:30〜15:40頃
[会場] 鎌倉鶴岡八幡宮舞殿 
[アクセス] JR鎌倉駅東口より徒歩約15分 江ノ電鎌倉駅より徒歩約15分
[内容] ■各宗派の僧侶、神職、司祭、牧師が鶴岡八幡宮に集結し祈祷を行う
    ■舞殿での祭事終了後、由比ケ浜まで托鉢しながら移動
    ■16:45頃から由比ケ浜海岸にて海に向かっての祭事
[対象] どなたでもご参加いただけます
 
  2011年4月1日(金) 支援物資、ご協力のお礼  
  昨日、支援物資の受付を終了いたしました。
合計、1304人の方が受付をして、17万個を超えるご寄付を頂きました。

中には自治会町内会で集めて、持って来ていただける場合もあり、みなさんの一致団結した取り組みに心から敬意を表します。

またNPOセンター登録団体の方々、鎌倉ガーディアンズをはじめ、高校生や大学生など述べ200人を超えるボランティアの方にもお手伝いをいただきました。
皆さま、本当にありがとうございました

以下、私のところに届きましたメッセージをいくつかご紹介します。

***

物資をお持ちしました。受付の方や仕分けされているボランティアの学生さん達がとても爽やかで気持ちのよい対応をして下さいました。被災された方々の少しでもお力になれたらと願っています。

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30日に伺いましたが、たくさん集まっていて感動しました。少しずつが集まると大きな助けになるんだな〜と。職員、ボランティアの皆さま本当にお疲れ様でしたm(__)m

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少しだけだったので申し訳ないなあと思いながら行ってみましたが、みなさん「ありがとうございました」とお声がけしてくださって、とても嬉しかったです。行って良かったです。
 
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