松尾たかしの政治日記

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2005年12月1日(木) 紅葉

市内の紅葉が、各所でピークを迎えているようですね。
といいましても、同じ市内でも場所によって見ごろに差があるようですので、ご注意下さい。(参考:私の先輩がほぼ毎日更新している紅葉情報

昨年は、夜に長谷寺のライトアップを見に行ったのですが、今年はそんな余裕はなさそうです。ちなみに長谷寺のライトアップの開催期間は、12月11日(日)までの予定だそうです。時間は17時10分〜18時までで、入場は無料です。
鎌倉の夜の観光名所として、私は(勝手に)期待をしております。

2005年12月2日(金) 一般質問

一般質問の抽選(あみだくじで決めます)が行われ、私は16人中、15番目になりました。ですので、12月9日(金)の午後(または午前)あたりではないかな〜と予想しております。今回は、

○市長の選挙公約について
○野村総合研究所跡地土地利用について

の大きく2つの項目について質問をします。
詳細は鎌倉市議会のホームページをご覧下さい。

2005年12月3日(土) 知事と語ろう

今日は、鎌倉女子大学のキャンパス内で行われた「知事と語ろう!神奈川ふれあいミーティング」へ行きました。テーマは「子育ち・子育てかながわぐるみ〜地域で、企業で、できること、すべきこと〜」。

鎌倉青年会議所のメンバーの湯沢大地さんが、神奈川県知事の前で、『鎌倉てらこや』の事例報告を行いました。知事は『こんなに素晴らしい活動をしている青年会議所を初めて知った!』と絶賛をしておりました。

その他、約1時間にわたって子育て・教育のことなどを中心に、知事と来場者との質疑応答の時間が設けられており、試みとして、とても素晴らしいものだと感じました。


↑鎌倉てらこやの事例報告


↑松沢県知事と質疑応答

2005年12月4日(日) 雨の日曜日

今日は、あいにくの雨の中、色々な行事が行われておりました。
その中で、大船離山町内会のお餅つき大会に参加をしたり、またお隣の藤沢市の原てるお市議会議員後援会主催のクリスマス・イルミネーション点灯式に参加をしまりしてきました。

原議員のイベントは、後援会だけのものではなく、後援会の力を地域へ還元していこうという趣旨で、オカリナのコンサート、模擬店や野菜・お花の直売など、とても魅力ある地域のイベントになっておりました。

雨が降って寒い中での開催でしたが、どちらも会場の皆さんの笑顔がそれを吹き飛ばしていました。雨が降って、より思い出深いものになったのかもしれませんね。

2005年12月5日(月) 続・議長えらび

議長選びが、相変わらず難航しており、今日は0時を回りましたが、結局調整がつかず、明日の本会議での投票という形で決まることになりました。

なんだか、読者の皆様方には分かり難い説明で申し訳ございませんが、とにかく12月6日より、鎌倉市議会12月議会は開会し、冒頭行われる予定の選挙で議長が決まる予定です。

2005年12月6日(火) これで終わり・議長えらび

投票の結果、議長に白倉重治さん、副議長に藤田紀子さんに決まりました。

長かった議長選びもこれで一段落がつきました。

2005年12月7日(水) 逮捕

今日の議会本会議終了後、急きょ代表者会議が開催されるとの告知。
何があるのかと思ったら、鎌倉市の職員が、11月11日、渋谷区の路上で覚醒剤取締法違反で逮捕されたので、12月7日付で懲戒処分にした旨の報告が、市長よりありました。
その後、緊急記者会見を行ったそうですので、明日の新聞には載るのかもしれません。

あまりに突然のことで、ショックです。

2005年12月9日(金) 耐震強度偽装事件に関連して

7日から9日にかけて、議会一般質問が行われました。

8日には、民主党の久坂くにえ議員の質問により、鎌倉市内でも、今回の耐震強度偽装事件に関係して名前が挙がっている民間の指定検査確認機関が検査をした4階以上の高層建築物が27件あることが判明。
そして、それを受けて9日に、市長は『市役所内にプロジェクトチームを発足させ、逐一報告すること』と言っておりました。
事件が氷山の一角だと仮定した場合、これは業界や行政全体の問題に関わってくることですので、その場合、簡単ではないですが、これは災害、まさに人災であり、そして『うち(またはうちの周り)は大丈夫か?』というのが、市民の最大の関心事。被害者が出てからでは遅いため、迅速な対応が求められます。

2005年12月11日(日) 開発許可取り消し

大船観音前のマンション建設について、近隣住民等から神奈川県開発審査会に審査請求を提起していた問題で、このたび県開発審査会が、「開発行為許可を取り消す」という裁決を下しました。

なぜ、このようなことになったのか、私は建設常任委員、そして委員長という立場ですから、今その手続き、現状、そして今後のことについて、しっかりとした対応をしていかなければなりません。


2005年12月13日(火) マンション建設

大船観音前のマンション建設について、『鎌倉市長が工事の停止を指示した』と新聞各紙が報道をしております。

まだ、詳細をお聞きしておりませんので、詳しいことがわかり次第、またご報告をさせて頂きます。

2005年12月16日(金) 続・マンション開発問題

建設常任委員会が終了しました。

建設常任委員会では、岡本2丁目マンション建設の問題で、正式に『開発許可』を取り消したことが報告をされました。業者は引き続き開発の意向があるということも分かりました。

よって、また何らかの形でアクションがあると考えられます。その際には、改めてしっかりと市民の側に立った、公正公平な判断が必要です。

2005年12月17日(土) 地方議員パネルディスカッション

『地方議員パネルディスカッション』にパネラーとして参加をします。
ご興味のある方は、是非ともお越し下さい。

日時:2005年12月25日(日)/14:30〜16:00(開場14:00)
会費は:無料です。
場所:大和市生涯学習センター207大会議室

2005年12月18日(日) 小袋谷跨線橋の問題、経過報告

昭和6年に建築後、76年が経過をしている小袋谷跨線橋の架け替えの問題で、県より、平成26年完成というスケジュールが提示をされました。
『今から10年後!』ということで、あまりにも遅いと感じることと、今後の用地買収等の遅れから、予定よりも遅れる可能性があることから、今後も引き続き、少しでも早い架け替えを求めていきます。

○小袋谷跨線橋の架け替えについて、神奈川県と鎌倉市による説明会が、以下の日程で開催されます

日時 : 平成18年1月12日(木)午後7時〜
場所 : 鎌倉武道館 2階 第1会議室

2005年12月20日(火) 許可取り消しについて

今回の岡本2丁目マンション開発の許可取り消しには、本当に色々なことを考えさせられますが、その中でも、一連の手続きに関わった責任ある職員は、速やかに異動させるべきではないかと考えています。

同じところに長い間携わると、良い悪いは別にして、どうしても内部の論理に染まってしまいます。もちろん、それが良い部分もあるのですが、今回のように許認可を含み、様々な利害関係が絡むところでは、長期間いることの弊害は大きいと考えます。

「泣いて馬謖を斬る」ではないですが、それがけじめというものではないでしょうか。

2005年12月22日(木) 12月議が終了

本日、12月議会が終了しました。

大船観音前のマンション建設に関わる開発許可の取り消し問題に関連して、『市有地岡本2丁目260-2番地及び、市道053-101号線の原状回復と適切な管理を求めることに関する決議について』が賛成多数で可決をされました。
また、あわせて開発許可取り消しの裁決を真摯に受けとめ、かかる過ち再び繰り返すことのないよう猛省を促すものであるとした石渡市長に対する問責決議も、賛成多数で可決されました。

本会議終了後に緊急代表者会議が開催されること数回、その度に、鎌倉市に関連した不祥事などが伝えられ、驚きと怒りに満ちておりましたが、これからまだまだ何かあるのでしょうか。
こうした事実をしっかりと受けとめて、議員として1つ1つ、しっかりと判断をしていかなければならないと考えております。

2005年12月23日(金) 議会は終わったものの

12月議会が終了したからといって、ほっとしてはいられません。

22日の朝9時に緊急・会派代表者会議が開催され、
鎌倉の歴史的風土特別保存地区(★文末に説明あり)に違法に工事をしていたことが判明したとの報告がありました。
そして、その後開催の建設常任委員会でも報告され、質疑を行い、建設常任委員会として、現地を視察に行くことになり、26日11時から、現地を見ることになりました。

ところが、今朝の新聞を読むと、その時の行政の報告とは違う内容が載っています。鎌倉市が知ったのは12月12日、市民からの通報ということでしたが、新聞によりますと、11月22日に業者が市に相談に来ていると言っているそうです。

報道の真偽のほどは分かりませんが、もしこれが事実だったとしたら、どうなってしまうのでしょうか。本当に怒っています。

(★歴史的風土特別保存地区)
古都保存法により、古都の歴史的風土を保存するために指定される地区のこと。
「歴史的風土特別保存地区」において、建築物の建築、工作物の建築 宅地造成、土地開墾、土地の形質変更、土石採取、水面の埋立・干拓、木竹の伐採を行なうには、知事または市長による「許可」が必要とされています また屋外広告物の表示・掲出、建築物・工作物の色彩変更についても知事または市長の許可が必要とされており、景観や伝統建築物が保護されています。

2005年12月25日(日) パネルディスカッション

以前にご案内をさせていただきました、議員パネルディスカッションを、大和市の生涯学習センターで開催しました。鎌倉からわざわざお越し下さった方もいて、100人の会場は熱気に包まれました。

議論した大きなテーマは議員年金と政務調査費、議員視察そして基地問題でした。
大和市、横須賀市、相模原市はそれぞれ基地問題を抱えているだけに、とても熱の入った演説で、不覚にも私は圧倒されてしまいました。

また、各地リレー開催をする予定ですので、次回にはリベンジしなければいけません。

2005年12月26日(月) 違法造成

今日も、緊急代表者会議が開催されました。
こうも連日に代表者会議が開催されるなんてことは過去4年間にはなかったので、この2ヶ月間で、いかに大きな事件が次々に起こっているかがわかります。

さて、午前中の内容は、先週の木曜日に報告をした、古都6条地区の違反造成について、事実経過の改めての報告がありました。今回は最初からちゃんと事実経過が日にちごとに追ってまとめられたものが配布されました。
それにしても、なぜ職員はすぐに現場(市役所から徒歩2分ほど)へ確認に行かなかったのか。これだけ距離が近いところで行かないということは、現場を見にいくという感覚が欠如しているということでしょう。単なる意識の問題なのか、それとも理由があるのでしょうか。そうであれば、2度とこういったことがないよう、抜本的な事務手続きの見直しが必要です。

その後、建設常任委員会協議会を開催して、現地の視察(以下写真)に行きました。


↑緑色のシートがかかっているところより上は、古都6条地区です。モルタル吹き付けを行ってしまっている場所もあり、本当にひどい状況です。

2005年12月28日(水) なあなあ

今日で、市役所は仕事納めだったようです。しかし、これほどまでに
納まらない仕事納めもないのでは?と思うほど、多くの問題が越年されます。
ここ最近の不祥事の数々を見ていると、「なあなあ」でやってきたことのツケが
溜まり、そこが根源となって問題になってきているように、私にはうつります。

当たり前ですが、それではいけない。

今までやってきた以上に、本当に厳しく対応していかなければならないと考えます。自分さえ良ければいいという考えで行われたことには、厳しい対応を迫ります。

2005年12月29日(木) また1つ

今日の新聞に、歴史的風土特別保存地区(古都6条地区)に無許可でプレハブを設置している市内業者があることが記事になっております。

鎌倉市長名で撤去指示書11月16日に出したそうですが、建設常任委員会には、報告がありませんでした。
こうした事実を公表しないのは、『裏に何かあるんじゃないの?』と疑ってしまいます。当然のことですが、良いことも悪いことも迅速に情報公開をするべきです。

また、年明けの課題が1つ増えました。

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Akiary v.0.51