松尾たかしの政治日記
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2005年10月1日(土) 大船駅クリーン大作戦
今朝は、第18回大船駅東口クリーン大作戦を開催しました。
今日は先月に引き続き、参加者が少なく、参加していただいた方々にはとても多くの範囲を担当していただきました。
しかしルミネ下の広場と通路は、業者の方が清掃をしており、ゴミの量が少なかったです。
また、清掃終了後はみんなで朝食を食べながら政治談議。
国会の様子に詳しい方から、派閥の崩壊による現在の国会の状況をお話頂きました。
次回の開催は11月5日(土)朝7時〜8時です。みなさんのご参加を心よりお待ちしております。
2005年10月2日(日) 鎌倉市内一斉清掃
秋晴れの素晴らしい天気の今日は、鎌倉市内一斉清掃の日です。
市内各地で、自治会や子ども会等々、多数の団体が清掃活動を行いました。
私はKKCの活動に参加をさせて頂き、由比ガ浜・一の鳥居付近を清掃しました。
また、今年は
グリーンバードという団体が参加をしており、サーファーの
ジェリー・ロペスさんも来ていました!
↑左が石渡市長、右がジェリー・ロペスさん。(まん中の方は、通訳をしております)
↑ごみ拾いをする市長
2005年10月4日(火) 日記の更新
「最近、日記の更新をサボっているな!」
とご指摘を受けました。
反省をしなければならないと共に、それだけ読んでいただいていることに、本当に感謝をしなければならないと感じております。
しっかりと日々の更新ができるよう、そして中身のある内容にしていくよう、頑張ります。ご指摘、本当にありがとうございます。
2005年10月5日(水) 議会が終わり
昨日、9月議会が終わりました。
今回の議会は、途中に衆議院選挙が入ったり、不幸があったりと、とてもばたばたした中での議会でした。
今日は雨ということもあり、その残務整理に追われておりました。
今月には市長選挙も予定しているわけですが、一方、12月議会に向けた取り組みは、今日から始まっております。
2005年10月6日(木) 美しくする会
鎌倉市内に環境対応の
ベンチの設置を進めている「鎌倉を美しくする会」の活動が
JATA(日本旅行業協会)のホームページに紹介されました。
こういった地道な市民の方々の活動が、鎌倉を下支えているんだなあとつくづく感じます。
感心しているばかりでなく、自分もしっかりと活動をしていかなければなりません。
2005年10月7日(金) 改革派知事
今日は久しぶりに永田町へ行ってきました。
郵政民営化特別委員会が開催中ということもあって、国会周辺はとても慌しい様子。
私は、憲政記念館へ行って、『地域から日本を変える』シンポジウムを聞きにいきました。パネリストは北川・前三重県知事、浅野・宮城県知事、松沢・神奈川県知事。
マニフェスト活動とともに、三位一体改革実現の必要性を強く訴えておりました。
浅野知事は『今、選挙で大変だ。こんなところにいる場合じゃない(笑)』とおっしゃってましたので、まさか鎌倉市のことかと思ったら、昨日告示された宮城県知事選挙のことでした。
また、北川さんが『議会が「オール知事追認機関」になることが一番悪い』とおっしゃっていたのは、まさに我が意を得たり、でした。
久しぶりに気持ちの良い講演を聞いて、頭のネジを巻き直すことができました。
2005年10月10日(月) 運動会
この3連休は、各地での運動会、そして地元でのお祭りとイベントが盛りだくさんでした。
しかしながら、日曜日の市民運動会は、あいにくのお天気で、体育館で行ったところがほとんどのようです。事前から、時間をかけて準備を進めていたスタッフの方々には、本当に気の毒に感じました。
来年は晴れますように。
2005年10月10日(月) インターンの学生
一昨年夏にインターンを行った大学生が、見事に裁判所事務官の試験に合格し、そのお祝いをしました。
当時のインターンの希望理由が、
『私は、公務員志望で、特に裁判所事務官になることを目指しております。この度議員インターンシップを希望したのは、公務員試験の勉強を進めるうちに裁判所における仕事だけではなく、地方行政についても興味を持つようになったからです。そして、それと同時に自分が政治に対していかに無知であるかを知り、ぜひ市議会議員のお仕事を拝見したい、と考えました。』
というものでした。
インターンの学生が巣立っていく(というのは言い過ぎかも?)のは、私事のように嬉しいものでした。
2005年10月11日(火) 若手議員の会
今日は、全国若手市議会議員の会、関東ブロックの会合に出席をしてきました。
本会は平成6年に設立され、現在では200名を超す議員が参加をしておりますが、10年経った現在、大所帯になったことも含めて、色々な意味で過渡期を迎えており、会則の変更や、今後の会のあり方を含めて、議論がされました。
そもそも会の目的は
『高い理想と志のもとに地方自治に参画する地方若手市議会議員の会の連携をとり、中央と地方の政治のあり方を真剣に考え、若さと情熱を持ってお互いに研讃し合い、民主主義と地方自治の発展に寄与することを目的とする。』
とうたってあります。
議員同士が切磋琢磨して、お互いを高められるようにしていきたいと思います。
2005年10月15日(土) 秋の広町散策
今日は、
「かまくら緑の探偵団」が主催する”広町の野山で自然を感じる”会で、小学生の子供達と一緒に歩きました。
落ち葉がたくさんあったり、木の実や栗が落ちていたりと、森の中は、夏に歩いた時とは随分と様子が変わっていました。
山歩きの後に、どんぐりで作ったコマで夢中に遊んでいる子供達を見ると、やはりこういう遊びが好きなのは、変わらないんだな〜と、思わず笑みがこぼれました。
次回は11月19日(土)朝9時50分西鎌倉モノレール駅に集合です。
申し込みは「かまくら緑の探偵団」(電話0467-23-2530)です。
↑さあ、出発!
↑大きな倒木に出会い、倒れた時のことを想像する。
↑川の水が泡だっています。鎌倉山の方から流れてきている汚水の問題は、未だ解決出来ていません。
2005年10月16日(日) 鎌倉少年野球連盟
15日の夜に、鎌倉少年野球連盟結成25周年を祝う会が開催されました。
発足当時、会長に小泉純一郎(現・内閣総理大臣)、副会長に松中健治鎌倉市議会議員で、小泉さんが首相に就任するまでの21年間、鎌倉少年野球連盟の会長職を務められたそうです。現在では首相就任をお祝いして作成された、「小泉純一郎杯」があり、子供達が優勝へと競っているそうです。
そのほかにも、鶴岡八幡宮さんや鎌倉ロータリークラブさんからの提供の優勝旗や、江ノ島電鉄さんから寄贈された優勝カップなどがあります。
25周年と一口に言っても、それは私には、容易に想像できるようなものではない、様々な方々のお力とご努力があってのことだと思います。子供たちのために、尽力されている方々には、本当に頭の下がる思いです。
2005年10月17日(月) 国防
今日は、あるテレビ番組討論会に出演して欲しいということで、参加をしてきました。
テーマは「国防」について。
出演者の地方議員さん8名の中に、自衛隊出身の方が3名もいらっしゃって、討論というよりも、私としては現場の声を聞かせていただいて、とても勉強になりました。
その中でも話題になったのが、スイスの防衛のあり方。
スイスの各家庭に1冊ずつ置いてあるという「民間防衛」という本を読むと、
○平和を守るための努力を惜しんではならない。
○脅威に接してから慌てて対応するのではなく、常に平時から、最悪の事態に備える。
○物質的なものもさることながら、より基本的な「自由」を根幹とする社会体制を守ることを重視する。
○軍事問題だけを捉えがちだが、近代戦争は全面戦争であり、それに対する全面防衛が必要である。全面防衛とは、政治・経済・心理面での防衛に、民間防衛と軍事防衛を加えたものである。
○特に戦争の危機に面した時の経済政策としては、国家が権力を行使して市場経済へ介入し、富裕層の買い占めを防ぎ、余裕のないものを保護する。
ということを基本に、本当に様々な脅威に対して、国民一人一人がどのように対応していくかということが、国際法を基本にしながら書かれています。
そして、成年男子には兵役義務があり、戦時に備えて2年間分の食料、燃料等必要物資が蓄えられ、24時間以内に最新鋭の武力を備えた約60万の兵力の動員が可能であるといいます。
「永世中立国」というイメージとはちょっと違う、こういった取り組み・考え方の数々には、(全てを良しとはしませんが)改めて学ぶべきものがあると感じました。
2005年10月19日(水) 危機管理産業展
今日は、ビックサイトで行われている危機管理産業展に行きました。
危機管理に関わる産業を網羅した企画展が開催されるのは、日本で始めてだということでした。防災グッズが展示をされていたり、IT関係では、総合防災システムや遠隔監視(防犯カメラ)システムの紹介がされていたりと、とても盛りだくさんな内容でした。
鎌倉市でも災害時の情報収集、情報発信に向けて取り組みを検討しているところですが、今後はIT活用は当然のことながら、その組み合わせ方の工夫がポイントになりそうです。その他、色々と参考になるお話を聞くことができました。
中でも、パナソニックさんが製作されたという
岐阜県の総合防災ポータルサイトは、なかなかまとまっていて、見やすいな〜と感じました。
↑太陽光エネルギーを活用したものが多く出展されていました。
↑ドコモの移動式アンテナ車。全国に37台あるそうです。
↑災害用のトイレです
2005年10月20日(木) 議員年金廃止!?
『国会議員互助年金制度の見直し』について、政府与党はこれまで、給付水準を引き下げる暫定措置を経た上での廃止案でしたが、この度、来年4月に廃止する方向で調整に入ったそうです。民主党の案に寄ってきた形となります。
さて、国会議員年金が廃止という流れになってきますと、市議会議員の年金はどうなるかという議論も当然でてきます。国庫負担率が約70%の国会議員年金ほどの優遇はありませんが、将来的に、このまま制度の維持ができなくなることは明白です。
現在、全国市議会議長会の会長は、お隣の藤沢市の国松議長、44歳です。そのリーダシップに期待すると共に、私達も大きなうねりを作っていかなければならないと考えます。
2005年10月21日(金) 防災メール
以前、防災メールについて日記に書いたことがありましたが、福岡県では、
防災メール「まもるくん」というサービスをスタートしております。
自分の住んでいる福岡県内の地域を指定して、地震情報、津波情報、台風情報、注意報、警報、熱中症指数等々、防災・気象情報や市町村からの避難勧告等の情報が自分のメールへ送られてくるサービスです。参考までに。
2005年10月22日(土) 教育懇話会
今日は、地域の教育懇話会に出席しました。
メインは、地域の幼稚園の園長先生のご講演。
子供を教育する親の教育が出来ていない。私語が多かったり、人の家の前に車を駐車をしたり・・・。そういう親が子供に躾をしても、言うことは聞かない。大切ことは、親が手本を示すこと。というような内容を中心にお話をされておりました。
また、その後の意見交換の場では、近所の人が「他人の子供をしかる」ことについて議論が及び、「8割の親は、自分の子どもがいたずらや迷惑をかけていたら注意をして欲しい」という調査結果も出ているという資料も提示されていました。ポイントは頭ごなしに怒るのではなく、「諭すようにしかる」ということのようです。
地域で育てていただいた一人として、今度は子供達にできることを、しっかりと実行をしていこう、という思いを強くしました。
2005年10月23日(日) 投票日
今日は、鎌倉市長選挙と参議院議員補欠選挙の投票日です。
この日記をお読みの有権者の方々は投票に行かれると思いますが、まだという方は、棄権することのないよう、必ず投票には行きましょう。
それではのちほど。
2005年10月23日(日) 選挙結果
鎌倉市長選挙の投票率は47.49%。
結果は
いしわた徳一 38342票
渡辺光子 23828票
なかち漱祐 5811票
で、現職市長が2期目の当選でした。
2005年10月24日(月) 10万
そろそろか・・・と思っておりましたが、お蔭様で、HPのアクセスカウントが100,000回を超しました。
立ち上げた5年前には、1ヶ月経ってもアクセス数が20そこそこなのを見た友人が『あれじゃあ、恥ずかしいから100超しといたぞ』と言って、カウントを上げてくれていたほどでしたので、10万を超すなんていうのは、夢のような話でした。
皆様に「見て良かった」と思っていただけるように、中身の充実した『政治日記』を目指していきたいと思っています。
2005年10月25日(火) シンポジウム
今年の5月まで鎌倉市議会議員だった伊藤玲子さんが中心になって立ち上げた「建て直そう日本・女性塾」の設立記念シンポジウムに行きました。
パネリストに衆議院議員の安部晋三さん、稲田朋美さんも出席をされ、とても聞き応えのある内容でした。
↑大勢の出席者で会場は熱気に包まれておりました
2005年10月26日(水) 間伐材
神奈川県が、試験的にガードレールに加工した神奈川県産の間伐材を取り付けを行うという記者発表がありましたので、『これは!』と思い、神奈川県庁へお伺いして、担当者の方にお話をお聞きしてきました。
と言いますのも、『近年、スギやヒノキなどの森林では、適切な手入れが必要にもかかわらず、生活様式の変化により、建築材や燃料などが、鉄筋コンクリートや石油などに変わり、木材を活用する生活が減少したことや、木材価格の低迷、林業収益の低下などにより、森林所有者の林業ばなれが進み、手入れが行き届かず、森林の持つさまざまな働きが損なわれる心配があります。』(
かながわ木づかい運動」より)
という現状だからです。
「木を切るとは何事だ!」と思う方がいるかもしれませんが(実際、私もそうでした)昨年の台風22号の、崖崩れ被害の際にも指摘されたように、森林は、人間が手を入れるなど適切に管理をすることが必要な場合が多いようです。
間伐材の利用促進運動の中には、「国産の割り箸をもっと使おう!」というものもあるのですが、実際、中国産の割り箸の方が格安ですので、そういった運動も広がりをみせていないと感じます。
それらの問題に加え、今回の間伐材を使用したガードレールは、景観向上にも寄与する点や、最近話題になった(自動車の)金属片の付着防止などにも役立つという点などから、とても意味のあることだと感じました。
他都道府県でも取り組みが行われておりますが、耐久性や費用対効果の面で、まだまだ検討することが多いようです。神奈川県でも試験の段階だということでしたので、良い結果が出て、さらに技術が進歩すれば、間伐材を使用した木製ガードレールが出来るのも、夢ではないのかもしれません。
↑神奈川県庁に置いてあるサンプル
2005年10月27日(木) 教育委員会
27日の教育委員会で、通学区域の弾力化という答申が、学区審議会から出されました。
それには『・・・(前略)本市の地域特性、学校と地域の結びつき、児童生徒の安全面等を考慮すると「鎌倉にふさわしい通学区域の弾力化について」は、「指定校変更基準の緩和」が適切であると判断するものです(後略)・・・』と書かれております。
言い換えれば、学校選択制度は採用されないということですが、学校選択制度と、指定校変更基準については、趣旨の異なるものですので、どうしてだろう?という印象です。
内部資料である、「鎌倉市立小中学校の通学区域の弾力化に関する検討委員会(報告書)」を、現在、情報公開請求中ですので、手に入れば、その辺りのところが明確になるのかもしれません。また、ご報告いたします。
2005年10月28日(金) 応援する会からお知らせ
『松尾たかしを応援する会』を、11月26日(土)に開催することになりました。
11月26日(土)14時〜16時
場所:鎌倉商工会議所3階 301会議室
入場無料です。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
2005年10月29日(土) 駅頭チラシ配り
鎌倉市長選挙・そして参議院補欠選挙で行ってなかった、朝の駅頭チラシ配りを月曜日から再開いたします。
(チラシ配りのスケジュール)朝、お忙しいところ大変恐縮ですが、チラシを受け取って頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2005年10月31日(月) 早寝・早起き・朝ごはん
文部科学省が、子供に規則正しい生活リズムを身につけるよう『早寝・早起き・朝ごはん』運動を始めると、今朝の新聞に載っていました。
このようなあたり前のことでも、忙しくなったと言われる今の子供たちには、なかなかできておらず、それが学力低下にもつながるのではないかと、以前から指摘をされておりました。
また先日、ベネッセ教育研究開発センターが発表した「第3回幼児の生活アンケート調査」によると、子ども(0歳〜6歳が対象)の就寝時間が「午後10時以降」と答えた保護者の比率について、1995年は32.1%、2000年は39%と夜型化が進んだものの、2005年の今回は28.5%で5年前よりも10.5%減ったそうです。こういった改善も、規則正しい生活をすることの必要性が改めて認識をされている結果なのかもしれません。
さらに、地域での「あいさつ」運動や、自分自身の「一日一善」運動などを、日々の生活の中でしっかりと行っていくことが出来ると、より豊かな生活が送れるのではないかなと、私は思っています。